消防大学校では、その分野の第一人者を、講師に呼んでいます。「さすが」と、感心する授業も多いです。
その一つに、宇於崎裕美先生の「危機管理広報」があります。企業や組織が事故や不祥事を起こした際の、広報の仕方です。具体例を入れて、上手に対応した場合と失敗した場合を、教えてくださいます。事故や不祥事は起こしてはいけないことですが、起きてしまったらどうするか。広報が下手で、「2次災害」を引き起こすことも多いです。
私も「経験豊富な、おわびのプロだ」と自慢していますが、先生のお話は、事例が豊富なのとお話しが上手なので、すごく勉強になります。学生の評価も高いです。
先生の授業の内容を、ここでお話しするわけには行きませんが、先生の著書「不祥事が起こってしまった!」(2007年、経営書院)を、紹介しておきます。