ねじれは異例ではない

(ねじれは異例ではない)
21日の日経新聞経済教室は、曽根泰教先生の「ねじれ国会、活性化の契機。合意形成へ方法模索急げ」でした。
現在の衆参ねじれ現象を異例と考える向きも多いが、二院制に限らず、大統領選挙と議会選挙のように二つの異なる選挙を独立に行えば、かなりの頻度で多数派が異なること。また、政権交代が起きる場合は、必ずねじれが生じることを、指摘しておられます。
衆参同日選挙でない限り、起きるのですよね。政権交代が起きる時は、民主党が衆議院で多数を取るまで、現在のねじれは続きます。その次に、再度政権交代が起きて、自民党が衆議院で多数を取る時には、参議院で先に自民党が多数になるか(その時は、今とは逆のねじれになっています)、参議院では民主党が多数で現在のようなねじれが復活するかどちらかです。