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日記

国会閉会後

国会は閉会したのですが、日々いろいろな仕事が入ってきます。今朝は、北朝鮮のミサイル発射の知らせで、携帯電話が鳴りました。総務省は消防庁が国民保護を担当しています。そのほか省としての危機管理は、総務課の担当です。

高校の関東地区同窓会

今日は、奈良女子大学文学部付属高校の関東地区同窓会に行ってきました。午前中は、官僚になった卒業生の座談会に出席し、司会を務めました。学校の100年誌に載せるのだそうです。メンバーは森本元郵政次官、竹内前外務次官、荒井元海上保安庁長官(参議院議員)、中西元社会保険庁長官の4先輩と、現役は林野庁の花岡さん、経産省の松田さんでした。まだまだたくさんおられるのですが、座談会なのでこれだけの人数に絞ったとのことです。3クラス120人の学校、多くは関西の大学へ進学する学校にしては、立派な先輩がおられます。
私が司会なのは、「よくしゃべる全勝を司会にすれば、しゃべれないので、時間内に終わることができる」とのご配慮のようです(笑い)。

副業?趣味?

職員との会話です。
職員:課長、よかったですね。原稿が終わって。
全:うん。でももう一つ、締め切りがすぎたのを抱えているのよ。
職員:もう少しで、国会も閉会ですし。
全:それが、大学院の講義の他に、講演もたくさん引き受けていてね。
職員:また副業ですか。
全:呼んでもらえるうちが、華やから。副業といっても、無料奉仕だし。
職員:それは副業といわず、趣味じゃないですか。講演料が無料だから、呼んでくれるんでしょう。
全:そうかもね。

山口仲美著「日本語の歴史」

山口仲美著「日本語の歴史」(岩波新書、2006年5月)が、おもしろかったです。漢字の受容(奈良時代)、日本語の文章へ(カタカナ、ひらがな、漢字カタカナ交じり文。平安時代)、古文文法の変化(鎌倉・室町時代)、近代語の始まり(あなた、おまえ、わたし、わし、である、だ。江戸時代)、言文一致(明治時代)と、歴史を追って日本語の変化を解説してあります。専門書を読んだことがないので批評はできないのですが、素人にはわかりやすかったです。古文や現代文の時間にこれを読んでおけば、もっと日本語が分かったのにと思いました。