3月12日に開かれた「東北リーダーズ・カンファレンス2021」の「復興10年間の総括 Human Legacy」に登壇しました。コロナ下なので、オンラインでの開催です。
三陸と福島の復興リーダーたちと、10年間を総括しました。
「東北リーダーズ・カンファレンス」は、東北の産業やまちづくりを担うリーダーと、日本のビジネスリーダーらが1年に1度集い、新しい地域のモデルや、それを推進するリーダーが更に突き抜けた存在になる共創の場とのことです。髙島宏平・オイシックス・ラ・大地社長や宮城治男・NPO法人ETIC.代表理事が中心になって開催してます。
東日本大震災からの復興では、行政も新しい政策を広げましたが、民間(企業や非営利団体)も新しい活動をしてくれました。復興庁も、民間の力をお借りし、連携して仕事をしました。業務の委託でなく、対等に得意な分野で貢献する形ができたと思います。
そして、官民連携に限らず、企業や非営利団体が地域の活性化のために新しいことに挑戦しています。これも、大震災復興の一つの成果だと思います。
課題は、今後もこのような挑戦を続けてもらうことです。これまでは災害という「緊急時」で、新しいことに挑戦する社会風土がありました。平時になると、難しくなる可能性もあります。それを突破するのが、若い力でしょう。
今日の企画の参加者も、若い人たちです。日本の閉塞感を突破するのは、彼らでしょう。期待しています。