17日、自治大学校では、第2部研修生188人が6教室に別れて、「模擬講義演習」を行いました。一人持ち時間15分、それぞれが選んだテーマで、同僚研修生を新規採用職員や初任者などに見立てて、講義をするのです。
自治大の卒業生は、派遣元自治体に戻ると、今度は同僚や部下職員を相手に、研修の講師をすることが多いです。それだけではなく、幹部になるので、人前で話すことや、講義をすることも増えます。人前で講義する技術を磨くため、すでにそれに関する授業を受け、事前に講義プランも立てて、この本番に望みます。そして、同僚研修生や本校教授の評価と批判を受けます。
皆さん、事前に練習を重ねて登壇するのですが、思ったようにはいきません。たいがいは、時間が足らなくなるのです。また、同僚からは、「単調で眠くなる」「パワーポイントの使い方が下手だ」「どこが重要なのか伝わらなかった」などなど、厳しい批判が出ます。
でも、それがこの演習の目的です。最初から上手な人はいません。経験を積み、反省を重ね、工夫をして上手になるのですから。
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大学での授業
平成14年度と15年度の2年間、東京大学大学院総合文化研究科で、客員教授を勤めました。その際に、学生との連絡のために、ホームページを開設しました。そもそも、このサイトを作ったのは、このためだったのです。
その後、一橋大学に呼んでいただき、2007年度からは、慶應義塾大学法学部で、非常勤講師を勤めました。
2010年度は、日本大学法学部大学院と、再び慶應義塾大学法学部で非常勤講師を勤めています。
1 東京大学大学院総合文化研究科での講義(歴史遺産)
2002年度 2003年度
2002年度の講義録は、加筆して単行本にしました。それが、「新地方自治入門-行政の現在と未来」です。
2 一橋大学公共政策大学院での講義(歴史遺産)
2005年度 2006年度
この講義などを基にして、連載をしました。「行政構造改革」です。
2010.12.15
今日は、慶応大学法学部での講義。順調に進んで、第2部「地方財政制度」を終えることができました。先日このページで紹介した「公共サービス提供の3主体」や、各自治体の財政状況比較、財政健全化法などを解説しました。この部分は、実例がたくさんあるので、具体的な話ができます。
講義は、残るところ3回です。次回からは、第3部に入り、地方財政が現在直面している課題を、お話しします。
2010.12.11
地方財政講義補足
学生さんたちへ、授業の補足です。
8日の授業で、地方3公社を簡単に説明しました。9日の朝日新聞1面トップは、「地方公社借金7.6兆円。自治体負担の恐れ」でした。土地開発公社、住宅供給公社、道路公社の抱えている借金と経営の悪化、解散についての記事です。読みましたか。
ただし、公社や会社は借金をして事業を行い、収入でその借金を返済します。借金自体は、悪いことではありません。授業でも説明したように、判断基準は、毎年の経営がうまくいっているか(損益計算書、フロー)、仮に清算するとしたら負債が残るかどうか(貸借対照表、ストック)です。そして経営が悪化した場合、設立母体の自治体が債務保証や損失補償をしていると、自治体に負担が及びます。