・・かつて自民党の1党優位が続いた時代、野党の役割はもっぱら政権を批判することにあった。平和と民主主義の名の下に、野党が原理的に政権政党をチェックする一方、具体的な政策変更は、かなり立場に幅のある与党内部の諸派閥から首相を出すことで実現した。それはそれで、よくできた仕組みであった。
ただし、その大前提には、米ソの冷戦構造と高度経済成長があったことを忘れてはならない。政治経済体制をめぐる明確な対立がある一方、成長の果実を日本社会全体に配分していくことが重要な課題であった。そのような時代に適合していたのが、自民党1党優位下の与野党関係であった。
これに対し現在、世界をめぐる情勢は複雑化を極めている。経済的利害に、ナショナリズムや宗教的対立が加わり、単純に白黒を決められないのが現状である。その一方で、日本国内では少子高齢化が進み、財政危機が深刻化している。成長の果実を配分するどころか、いかにリスクと負担を国民間で配分するかが、緊急の課題である。
だとすれば、そのような時代に適合した政治の仕組みを作っていくしか道はない・・
カテゴリーアーカイブ:行政
ヤングケアラー
ヤングケアラーという言葉をご存じですか。私も、今日初めて知りました。朝日新聞5月6日生活面の「若い介護者(ヤングケアラー)、社会で支援を」をお読みください。親や祖父母の介護をしている10~20代の若者がいます。日本では、まだ実態が把握されていません。イギリスでは、18歳未満の子どもがヤングケアラーと呼ばれ、支援されています。16万人以上いて、児童全体の2%に当たります。
親を助けたいという思いから、介護をしている子どももいます。それはそれで、貴重な経験でしょう。しかし、学業に支障が出て、クラブ活動などもできません。さらに精神的なストレスもたまります。遊びたい子どもにとって、重い負担です。
パソコンの使用制限、2
職場では、インターネット・エクスプローラーの危険対策が施され、今朝から使うことができるようになりました。自宅のパソコンは、自動的にプログラムが修正されたようです。便利なだけに、危険性も大きくなります。困ったことです。
パソコンの使用制限
インターネット・エクスプローラーに脆弱性があって、政府機関では使用を制限されました。「脆弱性」というのは、わかりにくい言葉ですが、簡単いうと「使うと危ないよ」ということです。危険性を警告するなら、普通の人にわかる表現が良いですよね。作成元は、なるべく穏便な表現を使うでしょうが。
「なるべくインターネットを使わないように」といわれても、それでは仕事になりません。職場では、モジラが入っているので、それを使っています。自宅ではクロームを入れてあるので、それを使っています。ふだん使っていないので、使いにくいですね。
国会審議、待機と答弁案作り
財務省文書課の国会答弁担当室長の高田君が、「国会業務の改善へ向けて」を書いています。霞が関の官僚が、国会審議のためにどのような仕事と生活をしているか、お読みください。日本で最も生産性の低い仕事の一つだと、私は思っています。いずれ、政治主導が進めば、この風習はなくなると予想しています。