カテゴリー別アーカイブ: 講演

講演

参加者アンケート

参加者アンケートをいただきました。55人分でした。他大学やほかの学部の方も、参加してくださっていたのですね。好意的な評価をいただき、ありがとうございます。
「よく言われる官僚批判でなく、実際に省庁で働いている人でないと分からない視点で解説していただいた」「初めて聞く話で、新鮮でした」「広い視野を涵養するために、有意義な話で、聞き応えがありました」
「官僚の中に、このような視点でものを考え、しかも情報を発信している人がいることに驚きました」「行政官のお話ということで、技術的・専門的で建前が中心の話になるのかと思ったのですが、図式を使いしかも本音の話で、ありがたかったです」「本音トーク、とても楽しく、危なっかしい気もしました」「偽善っぽくなくて、親しみが持てた」
「時間が短く、概観的な話になってしまったのが残念です」「これからどうすればいいかという答が明らに示されなかった」という指摘もありました。それは、また別の機会に。

東京大学公共政策大学院講演

今日は、東京大学公共政策大学院で講演しました。他の講師の方はそれぞれの省の個別政策の説明のようですが、私の講義内容はそれらとは違い、今年も「日本の行政の構造的課題」をお話ししました。
法学部22番教室(200人収容)で、多くの学生と院生が熱心に聞いてくれました。こっちもついつい力が入って、2時間の講義を終えたら、へとへとでした。
鋭い質問も来ました。「官僚の方は、みなさん『今のままではいけない』とおっしゃるのに、なぜ改革されないのですか」とか「岡本さんは『戦後日本の行政は大成功だった』といわれるが、数字ではそうだが、街並みなど質の面は成功とはいえないのではないか」などです。
去年は31番大教室でやりにくかったですが、今回はかなりうまくしゃべれました。レジュメは、行政の構造的課題です。
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フランスのジャーナリストへの講義

今日は、フランスの新聞記者2人の訪問を受け、日本の地方行政の概要と今取り組んでいる課題をお話ししました。もちろん、通訳付きです。
招いたのは、国際交流基金と自治分権ジャーナリストの会です。共同通信の鎌田論説委員、日経の松本論説委員が同行され、山下茂明治大学教授(前クレア・パリ所長)も「監視役」としてきてくださいました。
通訳をはさんでの解説は難しいですが、今回は、事前にレジュメと資料をフランス語に訳しておいてもらったこともあり、結構うまくいったと思います。この後、2人は地方自治体を見たあと、公開報告会をされるとのことです。
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私の手前は松本克夫日本経済新聞論説委員、向こう側は共同通信鎌田司論説委員。撮影は、山下茂明治大学教授です。
殺風景な私の執務室ですが、11年前にパリで買って帰った「モネの睡蓮」のポスターと、横山大観の日本画(もちろん複製)を掛けて、歓迎しました。お出ししたペットボトルの水は、フランス製でしたし。