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講演

人事院初任研修講師

今日5月13日は、人事院の初任研修の基調講義に、入間市まで行ってきました。対象者約800人が7組に分かれて受講します。今日の私の担当の組は、115人です。ほかの班は、別の講師が別の主題で基調講演をします。

まず1時間20分、主題である東日本大震災での経験を、写真などを基に話しました。彼ら彼女らは、当時小学生です。知らないことが多いでしょう。もちろん私たち官僚が何をしたかも。
主催者と協議して、その話はそこで切り上げました。後半は休憩を挟んで、30分は若い官僚への助言をしました。『明るい公務員講座』や、最近の講演で話していることです。そして残り30分を、質疑応答にあてました。質問は多くて、かなり時間も超過しました。
皆さん熱心で、頼もしく思いました。彼らの熱意を冷めさせないように、職場側がやりがいがあって安心できる職場を提供しなければなりません。

主題については、課題を与えます。参加者は、いくつかの班に分かれて議論し、次回にそれを発表します。
去年は、北区西ヶ原の研修合同庁舎でした。「2023年度の研修

講演、聴衆の有無

先日、那覇市に講演に行って来ました。約100人の聴衆を前にです。私は聴衆の反応を見ながら話すことが好きなので、うれしかったです。少々の脱線も、許してもらえますし。なので、それを録画して当日見ることができなかった職員が見ることも、支障はありません。
かつては「ここだけですが」という気持ちで、好き勝手に話すこともあったのですが、最近はそのような発言も抑制するようになりました。
ベトナム内務省幹部講義も目の前の人を相手に話すので、私の言葉がどのように訳されているかわかりませんが、顔を見ると反応がわかります。

困るのは、聴衆なしでカメラに向かって話す場合です。カメラの向こうで見るであろう人に、語りかけなければなりません。でも、その人たちがどのような反応をしているかが、わからないのです。
市町村アカデミーの研修動画収録では、サクラとして数人の職員に座ってもらったのですが、これではカメラを見なくなるので、失敗でした。

富山テレビに出演しました

4月7日の富山テレビ「シンそう富山 未知の被害…液状化」に出演しました。千葉市の市町村アカデミー学長室からの参加で、画像は粗いです。番組はインターネットで見ることができます。

能登半島地震で、富山県内でも液状化による大きな被害が出ました。家が傾いたり壊れただけでなく、地盤を改良しないと家を再建できません。その点では、東日本大震災で津波被害を受けた地域と同じような条件だと言えます。現在地を改良するのか、ほかの地域に移転するのか、そしてそれを各家庭でなく地域全体で考える必要があることです。

ベトナム内務省幹部研修

今日4月9日は、ベトナム内務省幹部研修に、政策研究大学院大学に行ってきました。ベトナム政府幹部研修には、近年毎回呼んでもらっています。

リーダーシップの講義です。東日本大震災で指揮を執った経験を基に、大災害の際の心得と復興の際の心得をお話ししました。16人のうち、10人が女性でした。内務大臣も女性とのこと。熱心に聞いてくださり、いつものように適確な質問がたくさん出ました。

日本との違いを、いくつか知りました。ベトナムでは、男性も会合に出てきてよくしゃべること。お風呂はシャワーで、湯船につからないこと。過疎地の人口減少は、この10年間で進みつつあるようです。経済発展が進むと、起きる現象です。

沖縄県市町村職員講演

昨日3月27日は、沖縄県市町村課に呼ばれて、那覇市まで講演に行ってきました。自治体での働き方改革~人材の育成と確保についてです。100人を超える市町村職員が熱心に聞いてくれました。どの市町村でも、悩んでいることです。

補足、講演で紹介したものは次のページを見てください。
稲継先生の日本記者クラブ会見「地方自治体の担い手不足の現状と打開策
総務省の通知「人材育成・確保基本方針策定指針
管理職が管理職の仕事をしない
その他「明るい課長講座

昨日朝の東京は6度、那覇の昼は23度。冬から夏への移動です。想定してコートは着ていかなかったのですが、暑かったです。飛行機は家族連れなど観光客でいっぱいでした。皆さんコートを着ていましたが、現地では荷物になったでしょうね。