カテゴリーアーカイブ:生き様

ひらめき

2022年5月2日   岡本全勝

ぼんやり考える時間」の続きです。
ある主題に集中しているのでもなく、ぼんやりといろいろなことを連想しているのでもないときに、重要な問題の解決をひらめくことがあります。
ニュートンがリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したとき、アルキメデスがお風呂に入っていて比重を思いついたときです。

その発見のためには、それに関する「問題意識」を持っていることと、そこにたどりつくまでの「基礎知識」が必要です。量子力学の世界は、私たち素人では基礎知識がなく、どんなセレンディピティ(幸運な偶然を手に入れる力)に恵まれても、発見はないでしょう。
しかし、試験や試験勉強のように、その問題を前に紙と鉛筆を持って考え込んでいるのではなく、ぼんやりと考えている時にひらめくのです。なぜでしょうかね。参考「直観サバンナ

少し脱線しますが、「探しものを見つける」場合にも、集中して探す場合と、ぼんやりと探す場合があります。
本屋を考えてください。書名が分かっている本を探す場合、ある分野の棚で良さそうな本を探す場合のほかに、何か面白そうな本はないかと棚を見渡す場合です。3番目の場合は特に主題を決めていないのですが、ぴんとくる本に出会うことがあります。これも、頭の中にぼんやりと関心事項があって、それにはまるのでしょうね。
ぼんやりとでも、アンテナを張っていると、引っかかるものがあるのでしょう。

よい季節になりました

2022年4月28日   岡本全勝

東京では桜が咲き、次に八重桜がきれいです。と言っていると、ツツジがきれいな時期になりました。植えた人や手入れをしている人たちに、感謝しなければなりません。緑や花があるのとないのとでは、町の景色が大きく違います。そして、人の気持ちもよくなります。

明日から、大型連休です。コロナによる行動制限も緩和され、出かける人も多いでしょう。天気が少々心配ですが。

東大教師が新入生にすすめる本2022年

2022年4月13日   岡本全勝

今年も東大出版会の宣伝誌「UP」4月号は、「東大教師が新入生にすすめる本」を特集しています。毎年、出るのを期待しています。

「今はこんなことが研究されているのだ」と勉強になります。
書評欄に取り上げられる新刊だけでなく、先生方が読んだ本やおすすめの本もあって、「こんな本もあるのだ」と知ることもできます。専門でない分野を知ることは、面白いですよね。
このような記事は、インターネットで読むことができるようにしてほしいですね。
東大教師が新入生にすすめる本2019」「東大教師が新入生にすすめる本2017

ぼんやり考える時間

2022年4月12日   岡本全勝

物事を考えるときには、二つの状態があるようです。
一つは、ある課題を集中して考える場合です。試験勉強や、差し迫った仕事の課題を考える場合、締め切り間近の原稿を書く場合です。これは、皆さんおわかりでしょう。
もう一つは、ぼんやりと考える場合です。特段の課題はなく、締め切りもない状態です。新聞や本を読んでいて連想がわく。布団の中でふと思いつくことなどです。

不思議ですよね。課題があって考える場合は、それにつながりがあることを考えつくのは分かりますが、後者の場合は、何も焦点がないのに連想が続きます。かつての体験を思い出したり、ある風景を思い浮かべたり、音楽を口ずさみます。
私たちの脳は、いろんなことを、脈絡もなくミラーボールのように映し出しているようで、それを別の脳細胞が取り出すのでしょう。つながりがないように思えても、脳は何か「同じような映像の形」あるいは「ある鍵となる言葉」をつながりとして、ほかの記憶を呼び起こしているようです。

このホームページの記事の半分は、読んだ新聞や本、体験から主題を考えつきます。残りの半分は、ぼんやりしているときに「こんなことも記事になるなあ」と思いつくのです。
しかも、一生懸命考えている場合より、ぼんやりと考えている場合の方が、さまざまなことを思いつきます。布団の中、電車の中、職場での仕事の合間などです。
頭の中の引き出しから、いろんなことを引っ張り出すようです。もちろん、引き出しにいろんな記憶が入っていないと、取り出すことはできませんが。引き出しに入っているだけでは、出てきません。何が、引っ張り出すきっかけなのか。よく分かりませんね。
脳の働きと仕組み、推理の能力

副知事二人、追加で4人

2022年4月10日   岡本全勝

新副知事二人」の記事に、意見が寄せられました。
「ほかに、同時期に一緒に仕事をした二人が、副知事になっています。滋賀県の江島宏治さんが昨年度から、愛知県の林全宏さんが4月から副知事に就任されています」と。失礼しました。

お二人は平成4年4月から、隣の財政課に出向してきていました。
交付税の算定は、交付税課と財政課の二つの課で行います。私は歳出担当課長補佐として、その二つの課の職員と一緒に、さらに各省関係はもう一つの調整室の職員と一緒に仕事をしていました。
この4人以外にも、県や市から来られた方で、副知事や副市長を務めた人もおられます。東日本大震災の際には、千葉・岩手県副知事、三浦・宮城県副知事に助けてもらいました。
副知事副市長でなくても、出世して活躍した方、活躍している人もたくさんおられます。が、一緒に働いた人が4人も同時期に副知事になられるのは、めでたいことです。