カテゴリーアーカイブ:生き様

2007.02.15

2007年2月15日   岡本全勝

今日は、月刊「ESP」の座談会に出ました。お話をしていただいたのは、大沢真知子日本女子大学教授、樋口美雄慶應義塾大学教授、山岸秀雄NPOサポートセンター理事長で、私は司会です。座談会というのは、各人の放談会になったり、議論が発散したりすることもあり、なかなか難しいものです。まとまったらまとまったで、知っていることばかりで、時間の無駄だったり。今日は、テーマが再チャレンジで、うまくまとまるかどうか心配していました。でも、その心配は杞憂でした。
もっとも、私が考えていたシナリオは、半分しか役に立ちませんでした。先生方が、いろんな実のあることを教えてくださり、司会者がシナリオを外れて質問をしたので。原因は私です、ハイ。活字にするには加筆が必要で、これまた労力がいります。発行は、3月とのことです。

2007.02.11

2007年2月11日   岡本全勝

東京は雪も降らず、暖かな日が続いています。我が家の椿も、次々と花を咲かせています。ご近所の梅も、何本かは満開近くになっています。ミモザも、鮮やかな黄色の花を咲かせました。過ごしやすいのは良いのですが、野菜などの生育や、雪が少ないと夏の水不足が心配ですね。たまった書類の整理と、美術館や本屋への外出で、休日は過ぎてしまいます。

経験の空間

2007年1月29日   岡本全勝

読みたいと思いつつ、放ってあった「空間の経験」(イーフー・トゥアン著、ちくま学芸文庫)を、読みました。例によって、布団の中でです。
アメリカの本らしく、結構な分量があって、また、これでもかこれでもかといろんな話が出てきて、私には読みにくかったです。私の関心は、場所や風景がどうして個人と結びつくか、すなわち思い出深い場所となったり、住みやすい場所になるかです。私には、生まれ育った家の細部、家の周囲の景色、小学校からの帰り道などが、いまだに懐かしい「価値ある」場所です。それは、世間から比べると、ありふれた細々とした風景ですが、なぜか安心感をもたらします。そこを離れてもう30年以上が経つのですが。
谷村新司さんと加山雄三さんの歌「サライ」の3番の歌詞に、次のようなくだりがあります。
「若い日の父と母に 包まれて過ぎた やわらかな日々の暮らしを なぞりながら生きる。まぶた閉じれば 浮かぶ景色が 迷いながらいつか帰る愛のふるさと」。これなども、同じだと思います。ただしこれは暮らしぶりであって、場所と景色だけではありませんが。
風景や場所は、客観的な事実です。写真に撮れば、みんなに同じように見えます。しかし、そこに生きる人・生きた人にとっては、観光客や第三者とは違った意味を持ちます。経験を通じて、その空間は「意味ある場所」に変化するのです。
また、それは住民一般に広がると、住みやすい地域、あこがれの場所ともなります。もちろん、ある個人の体験や感覚と、住民一般の思いや考えとの間には、違いはありますが。桑子敏雄著「環境の哲学」(1999年、講談社学術文庫)なども、参考になります。
東京に家を建てて暮らしているのですが、ここはまだ、子どもの時のあの場所のような「親密さ」は生まれません。まあ、まだ日が浅いと言うこともありますが、人格形成期と熟年との感受性の差もあるのでしょう。

2007.1.28

2007年1月28日   岡本全勝
家のツバキが、花を開かせ始めました。つぼみはたくさんついているのですが、咲くのは今のところ一輪ずつです。ところが、先日咲いた1輪目は、花びらの先が汚くなって、きれいに咲き切りませんでした。そこで、第2輪目は、毎朝出がけに注意して見ていました。すると、つぼみのうちはきれいなのに、花びらが開き始めると黒いシミのようなものが出て、きれいに咲きそうにないのです。病気にでもかかっているのかなと、心配していました。昨秋には、チャドクガの毛虫の集団に襲われたので、その影響かとも。実家のツバキなんて、放っておいてもきれいな花を咲かせていたのに。
今日、原因が分かりました。メジロが来て、花をついばんでいるのです。たぶん、蜜を吸いに来ているのでしょうが。よく見ると、朝より午後の方が、花びらが小さく、短くなっているのです。輝くような黄緑色のメジロのつがいですから、仕方ないですね。こんな都会に、よく住んでいるものです。

副業

2007年1月26日   岡本全勝

今日は放課後、若手研究者の勉強会に招かれ、しゃべりに行ってきました。テーマは公務員制度改革です。私はその専門家ではないのですが、このHPでも発言しているので、引っ張り出されたようです。霞ヶ関には、人事の専門家はいません。私のように地方公務員と国の公務員双方の運用を知っていて、また改革案を提案している公務員は、珍しいのでしょう。大学の先生も、公務員の実情をご存じないですし。
お話しするに当たって、これまでの大学での講義や、このHPでの発言を整理しました。公務員改革議論は盛んですが、体系だって行われていません。問題点と論点を整理し、改革策を提示することは意味があると思っています。いずれ手を入れて、このHPに載せようと思っています。