カテゴリーアーカイブ:生き様

周りが見えない人、地下鉄編

2017年2月2日   岡本全勝

毎日のように、不満に思っていました。周りが見えない人です。
今朝、丸ノ内線の駅で、電車が来るのを待っていました。降りてくる人を通すために、ホームドアの真ん中を空けて、私と女性が両側に立っていました。次々と来る人が、私たちの外側に並びます。ところが、後から来た若い女性が、私たちが空けて待っているホームドアの真ん中に立つのです。おいおい・・。
その女性の顔を見ましたが、スマートフォンをいじるのに熱中しています。彼女は職場でも、同僚とうまくいっていないではないかと、心配になります。

今度は、帰りの地下鉄です。降りようとしたら通路に、二人の人が背中合わせに立っていて、通れません。一人は、大きなリュックサックを背負っているのです。
「降ります」と声をかけたのですが。二人ともイヤホンをつけて、私の声は聞こえないようです。仕方ないので、割り込んで通りました。私の後に、数人が続きます。二人が「なんだ」という顔つきで、にらみます。彼らも、自分が周りに迷惑をかけていることを知らないのでしょうね。

この手の話は、以前にも書いた記憶があります。スマホに熱中する、イヤホンをかける。それぞれに自分の世界に没頭できます。それは良いのですが、通路や電車の中では、周囲の迷惑を考えてください。このような場での立ち居振る舞い・マナーは、どこで誰が教えるのでしょうか。

加藤秀俊先生、違った視点・独自の視点でものを見る

2017年1月24日   岡本全勝

加藤秀俊先生が、『加藤秀俊社会学選集』(2016年、人文書院)を出版されました。
私は学生の頃、加藤先生や梅棹忠夫先生を代表とする京都大学人文研の先生方の本、松田道雄、清水幾太郎、山本七平さんなどの世相や日本人論を読みふけりました(「私の読んだ本 残す・残さない」)。大学の授業や学術書では教えてもらえない「日本社会」が、そこにはありました。その鋭いものの見方に、感銘を受けました(私も若かったですし。「私の読んだ本」)。
加藤先生は、デイヴィッド・リースマン『孤独な群衆』を翻訳され、中公新書の末尾(奥付の次のページ)に付いている「刊行のことば」は、加藤先生が32歳の時に書かれた文章だそうです。

1月9日の読売新聞文化欄に、小林佑基記者が「世の中そう変わらない」として、加藤先生のインタビューを載せています。
・・・そこから浮かび上がってきたのは、この50年間の「変らなさ」だ。交通や通信分野では大きく変化したものの、日常生活や人間関係など日本人の基本的な生活文化は、そう変わっていないと指摘・・・変わらぬ理由として挙げるのが日本語の存在だ。共通言語が生活習慣に影響し、文化を固有のものにしているというのだ・・・
・・・他方、様々な母語があるがゆえに異文化との衝突は避けられないとも・・・だからこそ、西洋を絶対視していたかつてのアカデミズムには批判的だ。「我々の頃は、カントやヘーゲルを読むことが教養と言われていたが、生まれた土壌が違うのだから役に立たなかった」。それよりも人生訓などが詰まった落語を聞いたり、夏目漱石や司馬遼太郎の作品を読んだ方が、よほど教養になるというのが持論だ・・・

86歳になられた加藤先生のお写真も載っています。

散歩、町の変化

2017年1月23日   岡本全勝

40歳から50歳頃にかけては、休日に運動も兼ねて散歩をよくしていたのですが。その後、何かと忙しくなり、出歩かなくなりました。天気の良い休日に、新宿紀伊國屋本店まで5キロメートル、青梅街道を、ちょうど地下鉄丸ノ内線の上を歩くくらいでしょうか。運動不足は自覚しているのですが、原稿執筆などに追われて・・・。
たまに歩くと、町並みの変化に気づきます。「あれ、こんな店はなかったよな」「前は、なんの店だったっけ」とです。近所の商店街(高円寺パル商店街とルック商店街)のお店の入れ替わりの速さには、驚きます。それだけ競争が激しいのでしょうね。古本屋もお菓子屋さんも、紳士用品店も、次々となくなっていきます。

先日の日曜に、原稿に一区切りついたので、阿佐ヶ谷の本屋「書原」まで出かけました。この本屋は、社会や人文系をはじめ、お堅い本が結構並んでいるのです。意外な発見があります。いつもは、近くの新高円寺駅前の本屋と紀伊國屋本店に行くのですが、違う本屋に行くと違った発見があります。たぶん、紀伊國屋本店にもあるのでしょうが、この本屋は余りに大きく、目につかないのでしょうね。
ところが残念なことに、書原阿佐谷店は、2月で閉店だそうです。書原は、昨年も虎ノ門の近くの店が閉店しました。町の本屋がどんどんなくなっていると報道で知りましたが、実際にそうですね。

福島から

2017年1月23日   岡本全勝

今日も福島で、携帯パソコンを使って記事を書いています。
毎週月曜朝に、新幹線で東京駅から福島まで来ています。発災以来ほぼ6年、東北新幹線に何度乗ったでしょうね。去年の夏からは、毎週、利用するようになりました。
東京駅を出発してしばらくすると、東京から埼玉県に入る際に、荒川を渡ります。天気が良いと、西の空に富士山がくっきり見えます。きれいなものです。このあたりでは新幹線は北西に向かって走り、また荒川の上とその先には視界を遮るビル群がないのです。埼玉県内にも、富士見という地名があるのが、理解できます。冬は、空気がきれいで、よく見える回数が多いのです。
先週は、那須高原を過ぎると、一面の銀世界でした。今日は、福島は雪がちらつきました。気温は昼でも氷点下前後でした。

寒い日、玄関の椿

2017年1月21日   岡本全勝

寒い日が続いています。北日本では大雪も。皆さんの地域では、どうでしょうか。被害が大きくならないことを祈っています。
子供は元気ですね。今日も、孫に遊んでもらうために、公園にお付き合いしました。「お家へ帰ろう」と言っても、なかなか許してくれないのですが、北風が冷たく、家の中へ。
玄関横の椿は、きれいな赤い花を1輪咲かせました。去年夏に、注意して枝を剪定したのですが。それでも切りすぎたようで、お向かいのお師匠さんに、教育的指導を受けました。膨らんだつぼみもいくつかあるので、それなりに花を咲かせてくれるでしょう。
ところで、対にして植えてある、2代目夏椿は枯れてしまいました。残念です。