ある方の紹介で、夏用の帽子をしつらえました。これまでは、デパートで既製品(輸入品)を買っていたのです。いきさつがあって、今回はオーダーメイドです。
頭を採寸してもらい、形と素材と色を選び、その他のデザインなども、店主と相談しながら決めました。といっても、私は詳しくないので、店主にほぼお任せです。
できあがったのを見ると、きれいな色で(紺なのですが、表現しにくい輝きのある紺です)、キョーコさんにも、誉めてもらいました。当然ながら、頭にぴったり合います。靴と同じで、サイズが同じでも会社や形によって、微妙に大きさが違うのです。既製品でぴったりくるのを探すのは、結構難しいのです。
銀座ボーグというお店で、愛好家には有名な店だそうです。値段も既製品を買うのと、そう変わりませんでした。また、修理もしてくださいます。今かぶっている夏用帽子のつばに、変な癖がついていたのですが、それも直してくださいました。ありがとうございます。
直射日光の強い夏の日は、パナマ帽がお薦めです。散歩や遊びの時は野球帽でよいでしょうが、上着を着た場合やちょっとした外出の時には、野球帽やゴルフ帽子とはいきません。すると、パナマ帽になるのです。例えば、ボルサリーノ。もちろん、もっとお手軽な値段のものもあります。
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夏椿
東京が梅雨入りしたら、待っていたかのように、我が家の夏椿(沙羅樹)が花を咲かせました。昨晩は雨でわからなかったのですが、今朝、3つほど花が落ちていました。今日帰ってきたら、5つも花を咲かせていました。 朝咲いて、夜には落ちる1日花です。白くきれいな、はなかい花です。たくさん、白く丸いつぼみがたくさんついているので、これからしばらく楽しむことができそうです。
先代が枯れ(と言うか、枯らしてしまい)、去年植え替えてもらった、2代目です。まだ枝振りはよくないのですが、Sさんのご指導の下、気長に育てますわ。
椿の剪定
今日、お向かいのSさんにお願いして、玄関横の椿の枝を剪定してもらいました。一昨年は、Sさんに手入れをしてもらい、去年はきれいな花をたくさん咲かせました。花が終わったら、チャドクガの毛虫が大発生したので、私が剪定しました。大胆に刈り込んだら、今年は花を一輪も咲かせませんでした。引っ越してきて9年。こんなことは初めてです。
で、今年は、プロにお出ましを願いました。そして、どのように切ればよいのか、指導を受けました。まず、去年は切る時期が悪かった。若葉の時期にやってはいけない。その他、絡み合っている枝をどう処理するか。そもそも、大きな刈り込みばさみでやっていたのが、失敗でした。
さらに重要なコツ。今年一年で形を整えるのではなく、来年を考えながら、切る枝と残す枝を選ぶのです。なるほど。その長期的視点が重要なのですね。これは、いろいろな場面で、応用できます。
お師匠様は、下の方のいくつかの枝には手を入れず、私に向かって「ここを残しておきましたから、やってみてください」と。う~ん、できた師匠です。私は切る前に「これは切って、ここを残すのでは、どうでしょうか」と、おそるおそる伺いを立て、採点してもらいました。その際も、「ダメです」とはおっしゃいません。
いや~、弟子を育てることが上手なお師匠さんです。私も見習わなくちゃ。もう遅いか。
美の脇役
朝日新聞の連載「京ものがたり」11月11日の「司馬と井上の二條陣屋。歴史の裏側、見事な美の脇役」に触発されて、井上博道写真『美の脇役』(2005年、光文社、知恵の森文庫)を読みました。というか、そこに載っている美しい写真を見、付されている解説文を読みました。原本は、1961年(昭和36年)に出版されています。京都や奈良を中心に、神社仏閣などの建物や仏像など、ただしその主役ではなく、脇役と言うべきものを、白黒写真に切り取っています。四天王に踏みつけられている邪鬼、建物の木組み、石畳など。解説を読むと、なるほどと思います。出てくる場所の多くは、私も行ったことがあるのですが、「こんなところもあったんだ」「こんな見方もあるのだ」と改めて気づきます。
ところで、原本が出版されたのは昭和36年、今から半世紀前のことです。しかし、ここに載っている光景やモノの多くは、今も健在です(と思います)。取り上げられているモノの多くが、数百年の歴史をへたものですから、彼らにとって、50年くらいはたいした年月ではないのでしょう。「美の脇役」と銘打っていますが、「日本の隠れた伝統の美」という副題も似合うかなと思いました。
版元切れのようですが、アマゾンで中古(ほぼ新品)を買うことができました。便利なものです。
読書案内
月刊『ジャーナリズム』(朝日新聞社)2014年9月号は、「特集 時代を読み解く珠玉の200冊」です。紹介しようと思いつつ、読み終えてないので、放ってありました。いつものことです(反省)。
ジャーナリストや学者が選んだ、お薦めの本です。18人が10冊ずつ、6人が3冊ずつ選んでおられます。
専門家や先達の読書案内は、役に立ちます。本屋で手に取った時に、「まあいいか」と思った本でも、紹介文によって、「この本は、こう読むのか」と、参考になります。既に読んだ本は、「私も読みましたよ」と満足し、買ってあったけど読んでない本も、読もうという気にさせてくれます。
そして読みたくなった本は、紀伊國屋に買いに行ったり、アマゾンで中古の本を注文しては、読み切れずにたまっていくのです・・。
ところで一つ注文を。本の紹介にする際に、著者名、書名、出版元とともに、発行年は重要な要素だと思うのですが。この冊子では、それぞれの本の紹介に、その出版年が添えられていないのです。