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日記

近所のお寺が高齢者施設に

我が家のある杉並区高円寺(といっても広いのですが)には、お寺がたくさんあります。各寺院の説明を読むと、江戸時代に江戸の中心地から移ってきたものが多いようです。地下鉄新高円寺駅近くに、円福寺別院というお寺とお墓がありました。私の散歩の経路の一つにあります。
結構広い敷地です。椿椿山の墓があると立て札もありました。私もその説明書きで知ったのですが、椿椿山は、江戸時代後期の日本の文人画家です。

先年からお墓の片付けが進んでいて、「空いた場所には新しく募集するのか」と思っていました。昨年から工事が始まり、更地になりました。そして高齢者施設が建ちました。時代を感じさせます。
椿椿山の墓も、移されたのでしょうね。

令和6年元旦

新年です。皆さん、よいお年をお迎えのことと存じます。
東京はよい天気、風は少しありつつも穏やかな朝でした。毎年のことですが、年末年始も働いておられる医療、消防や警察、交通や流通関係者などに感謝しなければなりません。
去年、母が亡くなったので、今年は年賀状や松飾りを遠慮しました。実家のあの門松もありません。私は69歳になりました。今年がよい年でありますように。

と書いたら、能登半島で大きな地震がありました。被害が拡大しないこと、早い救助と支援が行われることを期待しています。

恒例の元旦の富士山、知人の送ってくれた写真です。上は富士宮市から、下は横浜からです。

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年大晦日

早いもので、今日は12月31日。令和5年も終わりです。
皆さんにとって、今年はどのような年だったでしょうか。うれしいこと悲しいこと、さまざまなことがあったでしょう。まずは、この1年が無事すぎたことを感謝しましょう。

私は「令和5年の回顧」3回に書いたように、びっくりすることは起きず(除くぎっくり腰)、原稿締め切りに追われて、あっという間に1年が経ちました。何もしなくても時間が経ってしまうので、自分で何かを企画しないと、酔生夢死になります。キョーコさんに引っ張られて旅行すると、良い思い出ができます。充実した1年を過ごしたと総括しましょう。

今日も孫の乳母車を押して散歩をし、蕎麦打ち名人のおいしいお蕎麦をいただいて、進んでいない原稿を抱えて(つい先ほどまで格闘していました)、年を越します。
今年もこのホームページをご覧いただき、ありがとうございました。

令和5年の回顧3、生活

今年の回顧の3は、生活です。
今年も、仕事や原稿執筆に追われた1年でした。なかなか余裕ある生活にはなりません。自分で仕事を引き受けたり、仕事を作ったりしているのですが。夜の異業種交流会・意見交換会も多くて。読みたい本もなかなか読めず、たまるばかりです。「回遊魚」性格の性ですね。

新型コロナウイルス感染が下火になり、生活はコロナ前にほぼ戻りました。
キョーコさんのお供をしての旅行も再開。8月末から8日間、スペインに行ってきました。国内は京都のほかに新潟、広島(宮島など)も。放っておくと毎日同じことしかしない私の単調な生活に、キョーコさんが変化を与えてくれます。

息子は夏からアメリカ・ワシントン勤務で、先に赴任した嫁と暮らしています。インターネットで近況を報告してくれます。便利なものです。
娘の方の孫のうち、上の女の子は4年生。私は、もう相手にしてもらえません。下の男の子は1歳を過ぎ、休日に乳母車を押して散歩をしています。これが一番の楽しみです(笑い)。私にとっては健康のため、娘夫婦にとっては動き回る子どもを預かってもらえるので、役に立っていると思います。

母が96歳で旅立ちました。数年前に脚を骨折し手術はうまくいったのですが、コロナで面会ができず、認知症が進みました。長期間の入院もなく、苦しむことも少なく亡くなったことで、良かったと思っています。母が亡くなると、一緒に過ごした子供の頃を思い出します。うれしかったこと、楽しかったことです。それを思うと、昭和30年代の明日香村から遙かに遠いところまで来ました。

早寝早起きで、インフルエンザや風邪をひくことはなかったのですが、40肩ぎっくり腰に悩みました。それらも治って、健康に過ごしています。健康を維持するためには、努力が必要な年齢になりました。

令和5年の回顧1、仕事

年末になったので、今年も1年の回顧を始めましょう。第1回は、仕事についてです。

市町村アカデミー学長は、2年余りが経ちました。
昨年までは新型コロナの影響で、集合対面授業ができない時期がありました。今年は、感染拡大が下火になり、制限をつけつつ本来の授業を再開しています。とはいえ、年間約5千人の研修生を受け入れているので、コロナやインフルエンザを発症する人もいます。その場合の対策も行いつつ、研修を続けています。

教授陣をはじめ職員たちが、社会の動きに応じて、また研修生からの要望を踏まえて、研修の主題を変えたり、内容を変更しています。
大きな施設なので、その維持と管理も重要です。職員が工夫を凝らして、効率化や更新に取り組んでくれています。資金運用も重要です。かつては国債や地方債運用である程度の収入があったのですが、黒田日銀総裁の下で異様な低金利政策が続き、金利を生まないのです。専門家の意見を聞いて、新しい運用を始めました。
職員たちが積極的に現状を見直し、新しいことに取り組んでくれます。ありがたいことです。この気風を大切にしたいです。それが、市町村や研修生からの高い評価につながっていると考えています。

通勤には片道1時間半かかるのですが、総武線各駅停車に座って、新聞切り抜きなどを読む良い時間です。
隅田川、荒川、江戸川と、大きな川を渡ります。朝の光を反射する川面を見ると、気分が良くなります。ところが、読むことに熱中していると、川を見ることを忘れてしまいます。