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日記

令和5年の回顧1、仕事

年末になったので、今年も1年の回顧を始めましょう。第1回は、仕事についてです。

市町村アカデミー学長は、2年余りが経ちました。
昨年までは新型コロナの影響で、集合対面授業ができない時期がありました。今年は、感染拡大が下火になり、制限をつけつつ本来の授業を再開しています。とはいえ、年間約5千人の研修生を受け入れているので、コロナやインフルエンザを発症する人もいます。その場合の対策も行いつつ、研修を続けています。

教授陣をはじめ職員たちが、社会の動きに応じて、また研修生からの要望を踏まえて、研修の主題を変えたり、内容を変更しています。
大きな施設なので、その維持と管理も重要です。職員が工夫を凝らして、効率化や更新に取り組んでくれています。資金運用も重要です。かつては国債や地方債運用である程度の収入があったのですが、黒田日銀総裁の下で異様な低金利政策が続き、金利を生まないのです。専門家の意見を聞いて、新しい運用を始めました。
職員たちが積極的に現状を見直し、新しいことに取り組んでくれます。ありがたいことです。この気風を大切にしたいです。それが、市町村や研修生からの高い評価につながっていると考えています。

通勤には片道1時間半かかるのですが、総武線各駅停車に座って、新聞切り抜きなどを読む良い時間です。
隅田川、荒川、江戸川と、大きな川を渡ります。朝の光を反射する川面を見ると、気分が良くなります。ところが、読むことに熱中していると、川を見ることを忘れてしまいます。

富山出張

今日は、富山市に行ってきました。ある企画への助言です。
私が富山県に勤務したのは1994年から1998年まで、もう25年も前のことです。現地の実情は疎くなっているのですが、東京から見た意見を出すことが私の役割です。

雪ではありませんでしたが、12月の富山らしく寒かったです。
夜の意見交換会をして、新幹線で東京に帰ることができます。便利なものです。

もう12月

今日は11月30日、明日から12月です。困ったものです、時間が経つのが早いのは。
「私の許可なく、いつの間に11月が終わったんだ」と、叫びたいところです。この台詞、かつては職場でよく連呼していました。

この秋が忙しかったことは、先日「ホームページ、遅い記事紹介」に書きました。講演や執筆以外にも、何かと雑務が入って。キョーコさんのお供の旅行もありました。夜の意見交換会が続きますが、自分で設営しているので、文句は言えません。

お呼びがかかることは、うれしいことです。でも、時間に余裕がないことは、仕事にも精神衛生にもよくありません。読もうと思って取ってある資料なども、貯まるばかり。好きな読書も進みません。困ったことです。

連載原稿は、右筆さんの協力で、何とか締め切りに間に合っています。
喪中はがきを書き終えて投函したので、これは12月に楽ができます。

阪急ブレーブスの意地

阪神タイガース日本一、おめでとう。私は楽天ゴールデンイーグルスのファンですが、セリーグではタイガースです。関西人ですから。38年前の優勝の時は、私は30歳でした。鮮明に覚えています。次回の優勝はいつかな。38年後だと、106歳か。無理やなあ。イーグルスも、次の優勝はいつかなあ。

11月7日の朝日新聞に、「阪神V、阪急はセールしません 同じグループだけど、社長「ブランド大切」」が載っていました。
・・・プロ野球阪神タイガースが38年ぶりの日本一をつかみ、6日、関西の小売店などで記念セールが始まった。阪神百貨店は福袋やロゴ入り商品を求める客で大盛況だったが、同じグループの阪急百貨店は通常営業だった。なぜなのか。
球団は阪神電鉄の完全子会社で、阪急阪神ホールディングス(HD)から見れば孫会社にあたる。また、阪急電鉄はかつて、オリックスの前身となる阪急ブレーブスを保有していた。阪急阪神HDと、阪急阪神百貨店を持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは、阪急阪神東宝グループを構成する「仲間」だ。
ただ、阪急百貨店は18年ぶりだったリーグ優勝時と同様、静観を決め込んだ。
「会社は一つだが屋号は二つ。それぞれ違うタイプの商売をしている」。H2Oの荒木直也社長は2日、質問にこう答えた。富裕層の顧客を多く抱える「高級感・ゴージャス」の阪急と、デパ地下が自慢の「庶民的・親しみやすさ」の阪神では客層が異なる・・・

阪急と阪神が合併したときは驚きました。顧客も違えば社風も違うでしょうに。
友人によると、阪神電鉄と阪急電車は連絡線を使うと、相互乗り入れができるそうです。勝った方が、相手の線路を使って大阪梅田まで電車を走らせるという痛快な小説があるそうです。近鉄電車は阪神電車と相互乗り入れしているのですよね。

追記
友人から連絡が来ました。かんべむさし「決戦日本シリーズ」だそうです。

奈良県立万葉文化館「飛鳥の祝歌 絹谷幸二展」

奈良に帰った機会に、奈良県立万葉文化館で開かれている「飛鳥の祝歌 絹谷幸二 展」も見てきました。絹谷先生独特の構成と色使いを堪能してきました。

説明には、次のようにあります。
「本展では、絹谷幸二の作品のなかから、奈良の風景を描いたものや、奈良県内各地の『古事記』の伝承地を訪れて制作された大作群、また、奈良の風土が育んだ仏教思想を題材とした作品など、とくに奈良との深い関わりを示す作品を中心に紹介し、絹谷藝術の本質に迫ります。」

万葉文化館は明日香村、古代の宮跡の東の小山にあります。建設時に富本銭の工房が見つかったことで有名です。発掘時のままに残されたか所を、渡り廊下から見ることができます。また、そのための特別展示室もあります。

大阪梅田の「絹谷幸二天空美術館」では、「ヴェネツィア祝歌」が開かれています。