投稿者アーカイブ:岡本全勝

連載「公共を創る」第44回

2020年5月28日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第44回「日本は大転換期―製造業から情報産業へ」が、発行されました。

前回から、平成時代の変化を説明しています。まず経済についてです。
バブル経済崩壊とその後の「失われた20年」は、景気変動でなく、産業構造と国際環境の変化でした。工場がアジアに移転し、また海外の企業に負けるようになると、地方経済に大きな打撃を与えました。

日本経済が、成長期から成熟期に入ったことを、「昭和の成長を主役として引っ張ってきたが、平成時代になって、権威を落とした三つの業種を挙げよ・・・答えは、百貨店と銀行と官僚」という小話で説明しました。
そして、パソコンとインターネットが、仕事も暮らしも変えました。

長寿社会へのコロナの影響

2020年5月28日   岡本全勝

5月24日の日経新聞「コロナと世界」、リンダ・グラットン、ロンドン・ビジネススクール教授の「長寿社会への変革力問う」から。

・・・10年ごとに2年のペースで延びてきた平均寿命に感染拡大が影響したとしても、長寿化の大潮流は変わらない。コロナが改めて示したのは働き方や社会システムの対応が個人の寿命の延びに追いついていない現実だ。人生100年仕様への変革が急務だ。
教育、就業、リタイアという従来型の3ステージ人生と実際に現代人が生きる時間の長さにはギャップがある。重要なのは100年時代を前提にしたキャリア形成。コロナによる経済の混乱、金融市場を通じたリターン低下を考えれば、一段と長く働かざるを得ない時代も考えられる・・・

・・・高齢者の死亡率が際立つコロナは、長寿に対する後ろ向きな見方につながるかもしれない。だが年齢を重ねることと、老い衰えることは必ずしも同義ではない。
年齢の持つ意味は個人の行いや環境、国の政策次第で変わりうるということが、長寿社会でカギとなる考え方だ。コロナの重症化リスクも年齢以外に健康状況の影響が大きい。より良く年を重ねることがコロナに対するレジリエンス(回復力)を高める。コロナの存在は高齢社会と長寿に関わる課題の解決を迫るだろう・・・

「教育、就業、リタイアという従来型の3ステージ人生と実際に現代人が生きる時間の長さにはギャップがある」という指摘に同感です。連載「公共を創る」で、人生100年時代を考えているところです。「65歳で引退」とは、いかなくなると思うのですが。では、どこで何をするか。他人ごとではないのです。

柄物布マスク

2020年5月27日   岡本全勝

これまで使い捨てマスクを(何度か洗って)使っていたのですが、布製のものに替えました。今後、長期戦になるでしょうから。より気持ちの良いものをと考えました。

白や薄い青は清潔感があるのですが、病気の印象があるので、思い切って柄物を探しました。ご近所でも、手作り布マスクを売っています。なかなか難しいですね。黒っぽいのは、元気が出ないし。
インターネットで検索したら、たくさん売っています。もっとも、ほとんどが女性用と見えます。あまり赤い花柄は、私には向いていません。

細かい柄の、良さそうなのをいくつか見つけました。つけてみたら、肌触りもよいです。しばらくは、これを使いましょう。
今後マスクは、ネクタイと同じように、機能というより、マナーでありオシャレになるかもしれません。

テレワークが変える仕事の仕方

2020年5月27日   岡本全勝

5月22日の朝日新聞オピニオン欄、永守重信・日本電産会長兼CEOのインタビュー「脱・指示待ち型へ 新型コロナ」から。

「私は、テレワークは日本人には向いていないと思っていました。というのも、日本人には指示待ち型が多いからです。子どもの頃から親や先生に言われたことに従うのを是とし、自ら何かを始めようとしない。会社員になってからも、大部屋に机を並べて、何かあれば、すぐ上司にうかがいを立てる。でも、テレワークなら上司の顔色を見て仕事することもなくなるので、指示待ち型から変わるかもしれない」

――しかし、自己管理が難しいというマイナス面もあります。
「自己管理ができるようになるのは日本人にとって、間違いなくプラスです。日本人は自分の意見を言おうとしないので、外国人とのディベートで負けてしまう。これからは、積極的に自分で仕事を探し(Proactive)、専門性を磨いて(professional)、生産性を高められる(Productive)の『3P』で人材を評価していきたい」

――人材評価が難しくなるのではありませんか。
「4月から『入社から何年たったら課長』というような社歴や年齢、学歴の条件をやめたら、意外とテレワークにマッチしていることがわかりました。これからは20代の課長もありです。新入社員も欧米のように給与に差をつけていく。コロナ禍は、日本のあしき横並び主義を変えるきっかけになる気がします」

いくつもの企業が、コロナ後も全面的に元の勤務状態に戻さず、テレワークも続けるようです。働き方改革につながるでしょう。

緊急事態宣言の解除

2020年5月26日   岡本全勝

順に解除されてきた、コロナウィルスによる緊急事態宣言。5月25日に、残っていた首都圏と北海道が解除されました。
よかったですね。国民が外出を控えるなど、自粛に協力した成果です。

諸外国では、「なぜ日本のように緩やかな規制で、感染拡大が防げたのか」と疑問に思う向きもあるようです。国によって、罰則付きの法令で規制する方法、自主的な自粛を求める方法、個人の行動情報を元に拡大を防ぐ方法、免疫が増えることを選ぶ方法など、対応が異なるようです。

とはいえ、薬が開発されたわけではなく、ウイルスがなくなったわけもありません。感染拡大が押さえ込まれているという状態です。
気を許すと、再び感染が拡大するでしょう。規制も、全面解除されたわけではありません。まだ、東京から他県への移動は、規制されています。様子を見ながら、順に社会生活が再開されます。
私の勤務も、それを見ながら元に戻しましょう。