投稿者アーカイブ:岡本全勝

777,777番

2007年8月4日   岡本全勝

8月3日に、777,777を達成してしまいました。朝は、まだ776,000程度だったので、来週だわと思っていました。夜帰ってきたら、過ぎていました。今回も、近くになってから早かったのでしょうね。
と書いていたら、神奈川県相模原市の河野さんから、ゲットの報告がありました。ご要望通り、サイン入り拙著をお贈りします。画像の貼り付けにも、成功しました。逃した肝冷斎からは、「次は、780,000でやってくれませんか」と、虫のいい注文がありました。でも、次は、800,000番です。

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再チャレンジ特集号

2007年8月3日   岡本全勝

拙稿「再チャレンジ支援施策に見る行政の変化」が載った、月刊『地方財務』(ぎょうせい)2007年8月号が、発行されました。
『地方財務』今月号に、再チャレンジ特集を組んでもらいました。私の他は、「再チャレンジ支援策の概要」(黒田岳士・再チャレンジ室企画官、旧経企庁)、「地域における若者の自立支援」(美濃芳郎・再チャレンジ室企画官、旧労働省)、「暮らしの複線化の推進」(森山誠二・再チャレンジ室企画官、旧建設省)、「交流居住、移住促進政策の推進」(菊地健太郎・総務省補佐、旧自治省)、「ささやかですが、北海道から新たな『日本の笑顔』を創ります」(大山慎介・北海道庁主幹)です。すごい執筆陣だと、思いませんか(自画自賛)。8月号が雑誌としては高額なのは、別冊付録が付いているからです。すみません。市町村役場には、あると思うのですが。
なぜ『地方財務』で再チャレンジを、という疑問をもたれた方もおられるでしょう。しかし、私は、出納簿の計算を合わせることや、歳出を削ることが、財政ではないと考えています。財政は手段であって、目的ではありません。数字合わせなら、電卓に0.9を定数として入れて、すべての支出にかければいいのです。
今の職場で、行政の新しい形を考える機会をいただきました。中でも、地域の若者を育てること(美濃論文)は、地域と自治体の最大の使命です。「新地方自治入門」に書いた、「モノの20世紀から関係の21世紀へ」の代表例です。しかも、そんなに多額のお金は、必要ありません。市町村の財政担当者や企画担当者に、一緒にこれからの自治体を考えて欲しいのです。「?」とお思いの方は、拙稿をお読みください。次のような内容です。
1 再チャレンジ支援策の目的
2 行政の変化
(1)対象、(2)手段、(3)評価、(4)手法、(5)役割
3 再チャレンジ支援があぶり出したもの
(1)単線型社会、(2)外部に冷たいムラ社会、(3)仕事優先
4 地方団体の役割
(1)社会の大転換と行政、(2)地方団体への期待

民について行けない官

2007年8月3日   岡本全勝
今日は夕方から、御手洗経団連会長に、ご説明。そのあと引き続き、キヤノン本社での夏祭りに、参加させてもらいました。それなら、フルートを持って行ったのに。「そんな、周りに迷惑な」と、おっしゃる方もおられるでしょう。でも、5,000人もおられるから、端っこで吹いていても目立たなかったでしょう(笑い)。
キヤノン本社伊藤忠本社(丹羽会長)に行くたびに、わが官庁の建物の貧弱さを痛感します。もちろん、向こうさんは世界で活躍する企業、業績を上げておられる企業です。当方は、その納めていただいた税金で食っている官庁です。しかし、世界第二位の経済大国の官庁が、こんなに天井が低く、執務室も狭く、廊下には資料が山積みされているの見ると、情けなくなります。歩いている職員はサンダル履きだし、雨の日は廊下に傘を干す人もいるのですよ。とほほ。
私ごときが説明に行っても、会長がエレベータまで送ってくださいます。もう恐縮して、恐縮して。翻ってみると、役所は、相手を呼びつける、廊下で待たせる、お見送りはしない。反省してます。

2007.08.02

2007年8月2日   岡本全勝

8月はそんなに忙しくないから、いつでも休みが取れるわ、と思っていたのですが。出勤すると、何かと仕事が舞い込んできます。ありがたいことです。私が休んでも、仕事は進むのでしょう。いえ、いない方が、円滑に進むかも。記者さんも、次々と話を聞きに来てくれて。喫茶岡本、おおはやり。夜も、相変わらず忙しく・・、これは自業自得。今日も、たまった資料に目を通すどころか、新聞切り抜きも読めませんでした。

採点

2007年7月29日   岡本全勝
79人のレポートを採点しました。学生時代に、教授が「採点は大変です」とおっしゃっていたのが、よくわかります。これまでの大学院では、人数も少なかったです。79人にもなると、結構な労働です。200人とか400人になると、重労働でしょうね。
まず、全員がワープロで書いてくれたので、読みやすいですね。汚い字だと、それだけで元気がなくなります。誤字はなしとは言えませんが、少なかったです。ほとんどの学生は、文章も読みやすく、レポート慣れしていますね。また、「最初に結論を書き、目次を書くと点が高くなる」と予告しておいたので、かなりの学生は守ってくれました。
もっとも、ページが逆に綴じてあったり、書式がページの途中で変わっていたりするものもありました。締め切りに間に合うよう、あわてて出したのでしょうか。
次に、内容についての評価です。良くこれだけ調べて、また分析し考察したと、うならせるレポートが、1割ほどありました。この人たちは、文句なくAとしました。テーマは司法制度改革、民間委託、規制緩和、放送行政など。「具体事例を取り上げて」という、私の意図をしっかりと受け止めています。もちろん私の授業だけでなく、他での勉強の成果も活用しているのでしょうが、立派なものです。
その他の人達は、具体事例をどの程度調べているか、分析や考察、結論を基準に、BとCをつけました。採点基準や守るべきルール、お勧めの書き方を授業で説明し、紙で書いて渡したのですが、守っていない人もいました。そのような人には、DかCをつけたいのですが。あまり厳しいことを言うのもいかがかと思い、少し目をつむることにしました。次回は、きっちり厳しくします(予告)。
それにしても、エッセイの域を出ないものは、残念ですがCにしました。というか、出席日数が十分あれば、Dにはしませんでした。大甘な採点です。ただし、出席日数が少ない人には、レポートが提出されても、Dにしました。「成績評価は出席とレポートによる」と、最初に書いておきましたから。悪しからず。
内容では分析や考察が少なくても、努力の跡が見られるもの、それなりの分量を書いたものは、Bに格上げしました。我ながら、大甘です。すると、最初にBをつけた人とのバランスが悪くなるので、B+の人をAに格上げしました。これまた、大甘。学生にとっては、他の授業と試験も大変でしょうから、あまり多くを期待してはいけないのでしょう。
公務員制度改革、社会保険庁問題などを取り上げた人が多かったですが、部分的な考察であったり、新聞記事を出ないものが多かったです。「岡本の講義に沿って、または岡本の講義を批判して」を評価基準と示してありましたが、自説だけを述べる人も多かったです。
なお、「岡本先生の官僚批判は厳しすぎる。これでは公務員になる人がいなくなる」とか、「官僚を続けながら官僚批判をするのはおかしい」といった、意見もありました。うーん、問題の指摘が多すぎましたかね。私は、日本の官僚が国民の信頼を取り戻すためにはどうすれば良いかを考えて、批判と代案を述べているつもりです。脱線や冗談が、過ぎましたか。反省します。