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授業評価

今日は、第5回目の授業でした。授業評価のアンケートを取りました。
私の授業がどの程度、学生諸君に理解されているかを知るためです。かつて東大で教えたときは、とても詳細な評価書で面食らいました。今回慶応では、自分で項目を作りました。もちろん、無記名です。今日と来週とで回収しますが、今日は約40人から提出がありました。
難易度については、ほぼ全員が「わかる」と答えていました。中には、「易しすぎるのでもっと難しくして欲しい」という回答もありました。「専門的なことでわからないところがあります」という回答も。反省。
話についても、大方の人は「わかる」と答えていましたが、何人かは「早口で聞き取れないときがある」「ノートが追いつかない」とのことです。やはりそうか。「関西弁だがわかります」との答えも。
板書は、何人かの人が「読めない字がある」「説明が不十分で理解できない」「もっと板書してください」「レジュメはよくわかるが、板書はわかりにくい」とのこと。これも反省。
「パンフレットをたくさん配ってもらえるのでありがたいです」と「資料の数が多いので混乱します」という意見もありました。
「雑談、脱線が面白いです」という意見が多かった一方で、「脱線が多すぎます」との批判もあります。これは予想通り。「時事問題を取り上げて欲しい」という要望と、「授業の進行が遅いですが、大丈夫ですか」という心配も。
慶応の学生さんは、紳士淑女ですね。半数以上の人が、何らかの自由記載をしてくれています。ひどい批判はなく、お褒めの言葉が多かったです。「とっても面白いです。眠くなったことがないのは、この授業だけです」「今学期取った授業の中で一番面白いです」というのも。でも、面白いのが脱線話だと、批判が増えますしね。これからの授業の参考にします。ありがとうございます。来週返ってくるアンケートが心配で、楽しみです。
そのほか今日は、公務員制度の解説で、私の辞令を回覧しました。配置換え、出向、昇任、併任の事例です。麻生総務大臣、竹中総務大臣、小泉総理、安倍総理の署名入りの実物です。学生にとっては、初見だと思います。紙切れといったら、それまでですが。本人にとっては、重い紙なんですよ。

2007.06.08

玄関の夏椿は盛りを迎え、毎朝30も40もの花を咲かせています。きれいなものですね。毎晩、それだけの花が散って、つぼみも残り少なくなってきました。本業は、「骨太の方針」決定に向けて、作業が続いています。再チャレンジも、いろいろやっているのですがね。副業では、明日、久しぶりに大学で講義です。また、再チャレンジに関する原稿を執筆中です。乞うご期待。

2007.06.07

林宏昭先生が、「分権社会の地方財政」(2007年、中央経済社)を出版されました。分権社会を目指す上で、地方財政の枠組みはどうあるべきか、地域はどのような責任を果たすべきか。1つの項目が2~3ページで簡潔に解説されていて、読みやすいです。三位一体改革、交付税の変化、地方債の変化など、最新の情報が入っています。