岡本全勝 のすべての投稿
NO TITLE
今日はその第3弾、大臣秘書官室のみんなです(敬称略)。
片山 寅真、大原 禎郁、市川 志帆
彼らは、大臣のお側で、日程調整とその他のお世話をする係りです。合計すると絶対入りきらない(時間が足りない)大臣に対する説明・面会などの時間を、見事1日のうちに入れてしまいます。ありがとう。
さて、名前を載せた面々のうち、去年と今年と2回載った人は誰と誰でしょう。
NO TITLE
今日は第2弾、総括国会係(本省の国会担当)のみんなです(順不同、敬称略)。北原 久、井上 勉、瀬戸 隆一、黛孝次、山口 大助、原彰宏、大堀 芳文、浅岡 浩人、清重 典宏、稲葉 幸子
昨日第1弾のメンバーは、国会の最前線部隊です。部屋も、国会内にあります。国会議員から、通告を受けて、質問を取ってくるのが仕事です。今日のメンバーは、本省で各部局との間で、質問と答弁資料を調整するのが仕事です。各局からの答弁資料をセットして、朝の大臣レクに備えます。
「敵」を相手にするのと「身内」を相手にするのと、どちらが難しいと思いますか。もちろん、一般論ですが。
昨夜も、ほぼみんな、職場で夜を明かしたそうです。今日も、月曜日の質問が出そろわず、職員には休日出勤してもらいます。小生は、自宅でインターネットで対応します。昔は、上司と電話で連絡を取っていました。その後、ファックスで送るようになりました。しかし、総務課長では分量が多く、夜中じゅうカタカタ鳴るのも困りもので、今はメールにしてもらっています。
かつて大臣秘書官の時、大臣から「朝起きたら、びっくりしたよ。食卓がファックスの用紙で埋まっていた」とか「岡本秘書官、ファックスはありがたいけど、止めてくれ。夜中中うるさいのと、紙を補給するのが大変だから」といわれたことを思い出します。
労働者の権利
今年も、職員から要求が来ました。「掲載の件、今年もよろしくお願いします!労働者の当然の権利として!」
僕がお世話になっているのは、次の職員です。
第1弾は「国会連絡室」のメンバーです。本島 栄二、福本 謙二、永田 雄彦、高橋 伸二、田口 雅人、長谷川 章、仙波 朋子、内山 忠則、織田 修亨、新井 篤史、岩見 哲司。
毎日、朝早くから夜遅くまで、しかも難しい仕事を、ありがとう。
政治ができること
(開発の終了)
23日の朝日新聞で、「全国総合開発計画廃止へ。開発行政の終幕」が解説されていました。
「新地方自治入門」でも述べましたが、戦後日本の国是は「豊かになること」でした。その方法が「成長と開発」だったのです。「豊かさ」とは、経済的なものに偏重していました。人的な「貧しさ」には成長を、面的な「遅れ」には開発を、だったのです。後者のスローガンが、「地域格差の是正」「均衡ある国土の発展」でした。
(国による号令)
全総に代わる、新しい国土計画は見えていません。国の号令の下、全国で何かを作るという手法そのものが、時代遅れなのでしょう。
(政治にできること)
日本の問題は、開発に失敗したことではありません。これに大成功したことで、他の「豊かさ」を切り捨てたことと、その転換に遅れていることです。
開発を重視したことで、道路や文化会館は立派になりましたが、街並みは見にくくなりました。道路やハコモノは、お金があれば作ることができます。しかし、街並みは、政治の力では作ることは難しいです。私が関係資本や文化資本として指摘した、人間関係や共同体意識も、行政では作りにくいものです。政治や行政の「無力さ」を感じます。
もっとも、「霞が関・永田町」では、みなさんそんなことには無関心で、「カネとモノの政治」に浸かっておられるようです。