拙稿「地方財政の将来」の入った『三位一体改革と地方税財政-到達点と今後の課題』(学陽書房)が、増し刷りされました。少し売れたということですね。「三位一体改革の意義」と「今後の課題と展望」が入った『地方税財政の構造改革』第1巻(ぎょうせい)は、ゲラが届きました。5月には出るでしょうかね。
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帽子=昭和遺産
朝日新聞は、11日から「昭和モノ語り」を始めました。第1回目は、帽子です。戦前の男は全員帽子をかぶっていたこと、今や誰もかぶっていないことを取り上げています。男がかぶっているとすると野球帽であって、スーツに帽子姿は見かけませんねえ。
霞ヶ関で、出勤時に中折れ帽をかぶっているのは、どうも私一人のようです。私も、昭和遺産ですか。
日本の労働生産性
11日の日経新聞は、日本の労働生産性が、アメリカの7割であることを伝えていました。この数字は、OECD平均より劣ります。サービス分野が低く、産業別では、飲食・宿泊が4割、卸・小売りが5割以下です。
アネゴとお局様
10日の日経新聞夕刊は、「アネゴ輝く」として、仕事ができ、後輩から慕われるベテラン女性を、従来のお局様と比較していました。なるほどと思うことも多いです。私も、日ごろの行いを反省してます、はい。
でも、ベテラン男性職員にも、仕事ができかつ慕われる先輩と、きらわれる先輩がいますが、それに対応する言葉はないようです。なぜ女性の世界では、お局様とアネゴという概念=言葉があるのに、男性にはないのでしょうか。
少子化対策予算
10日の日経新聞は、「少子化対策、財源論議へ政府試算」を紹介ししていました。フランス並みの少子化施策を導入すると、年間10兆円となり、現在の3倍もの予算が必要になるとのことです。
前にこのHPで、公共事業予算は西欧各国を上回っていることや、公務員数は西欧に比べ少ないことを紹介しました。西欧をまねする必要はありませんが、彼らに比べ、日本はどこに多くのカネと人をつぎ込み、どこにつぎ込んでいないかを調べるのは、有意義だと思います。これまでは、各省・各部門が「私の分野は少ない」と主張することは、ままありました。それらも利用して、全体的詳しくに知りたいのです。どなたか、やってくれませんかね。