投稿者アーカイブ:岡本全勝

「あの人の本棚」

2025年5月11日   岡本全勝

休みの日の昼、テレビを見ていたらNHKのEテレで「あの人の本棚」という番組をやっていました。鈴木敏夫さんの回で、マンション内の8つの部屋に、8800冊の本と1万本のDVDを持っておられるとのこと。きれいに整理されていて、尊敬しました。

放送は火曜の夜9時半からで、再放送が火曜の昼12時15分からです。私は、この時間帯にテレビを見ることはなく、すでに放送が終わっている分もあるので、を買いに行きました。8人の方の本棚(書斎)が、紹介されています。私の知らない分野の本がたくさんあります。
私の小さな書斎(+階段や寝室の壁沿い)でも、収拾がつかないのに。皆さん、すごいし、素晴らしいです。楽しませてもらいました。

お詫び、記事の紹介が遅い

2025年5月10日   岡本全勝

このホームページ、最近も欠かすことなく、毎日ほぼ2本の記事を載せています。一つは新聞記事などの紹介で、もう一つは考えたことや体験談です。
ところが、新聞記事の紹介が、ほぼ1か月遅れになっています。読者から、「遅いわ」とお叱りを受けることがあります。
著作権の問題もあって、有料記事などは全文を引用することはできません。私の紹介記事を読んだ人は、現物を読もうとされますが、有料会員でないと全文は読めず、紙の紙面を見ようとされます。自宅や職場で、読むことができるからです。ところが、あまりに古くなると、捨てられています。

すみません。
紹介したい記事は切り抜いて、たくさん半封筒に貯まっています。「載せなければ」とは思っているのですが、昼は仕事と原稿書き、講演準備に忙しく。夜は意見交換会がなければ、本を読んで寝てしまいます。時間があるときに、数本まとめて書くのですが。貴重な休日は、孫の相手で疲れてしまいます。

なんで、忙しいのでしょうね。ずっと、時間と締め切りに追われている人生のような気がします(苦笑)。これも、いつも同じことをぼやいています。私は性格が回遊魚なので、動かないと死んでしまうという説もあります。
肝冷斎は、深夜や未明に書いているようです。毎晩のように野球の試合を見に行って、必ず最後まで見届けています。根性ですね。

日本を待つ「転落の50年」2

2025年5月10日   岡本全勝

日本を待つ「転落の50年」の続きです。このままでは日本の経済力はさらに低下する予測のあとに、小竹洋之コメンテーターは次のように主張します。

・・・不確実性の高い長期予測に固執するつもりはない。そこに映る課題を直視し、早く手を打てと言いたいだけである。思い知らされるのは、GDP関連の順位の低下が50年以降に加速する姿だ。世界有数の経済大国からの転落が鮮明になり、日本全体に敗北感や諦めムードが広がれば、抜本的な改革への意欲はうせてしまう。

トランプ関税への対応も、転落の50年を回避する成長戦略に沿うものであってほしい。環太平洋経済連携協定(TPP)を含む自由貿易圏の拡大・深化、グローバルサウス(南半球を中心とする新興・途上国)の発展を見据えた供給網の再編や販路の開拓、AIや脱炭素などへの投資を通じた既存産業の強化と新規産業の育成……。官民がともに知恵を絞り、これらの具体化を急ぐべきだ。

「経済の再建にさほど大きな変化を必要としていないにもかかわらず、指導者らがそれすら起こせないところに悲劇がある」。日本経済の専門家で、近著の邦訳「『失われた30年』に誰がした」を3月に出版した米ジャーナリストのリチャード・カッツ氏は、何よりも政治の不作為を嘆いていた。
その汚名を返上する覚悟はあるのか。トランプ関税を口実に、与野党で人気取りの現金給付や減税を求める声ばかりが先走るのは、無責任のそしりを免れない。
欧州などでは超大国・米国の変質を前提に、経済や安全保障の国家戦略を練り直す動きも見られる。日本の最大の国難は、かくも貧しき政治ではないのか・・・

叙勲3

2025年5月9日   岡本全勝

叙勲」の続きです。今日5月9日は皇居に行って、首相から勲章と勲記をいただき、夫婦同伴で天皇陛下に拝謁しました。最後に、東庭で記念撮影です。旭日と瑞宝の重光章は約40人、ほかに外国人受章者も一緒でした。大綬章の方は午前中で、私たちは午後でした。

豊明殿で拝謁の際に、受章者全員が一列(その後ろに配偶者)で並びます。私は担当官の誘導で列の端に立ちました。隣は、板東久美子・元消費者庁長官です。なぜだろうと思っていたら・・
拝謁の後、陛下が全員の前をお歩きになります。最後の5人ほどは、立ち止まり、個別にお言葉をかけていただきました。
私には、かつて大震災復興のご説明をしたことと、「岡本さんは、長年復興に携わられて」とおっしゃっていただきました。私からは「被災地をお気にかけていただき、ありがとうございます。地震津波被災地はほぼ復興しましたが、福島原発被災地はまだまだです」と申し上げました。
「まだかかりますね」とお声があり、私は再度「日本国民の力をもってすれば、必ずや復興します。これからもお気にかけてください」と申し上げました。併せて「ここまでこられたのも、妻のおかげです」と、後ろに立っている妻を紹介すると、にこやかに応えてくださいました。

灯りを描くには周りの暗さを描く

2025年5月9日   岡本全勝

東京大学出版会の宣伝誌『UP』に、画家の山口晃さんが「すずしろ日記」を連載しておられます。
5月号(第241回)は、新緑の鮮やかさが目に入り、さらに感覚器官の興奮を引き起こすことと、セザンヌがそれを絵の中に作り上げたことを書いておられます。そこに、次のような文章があります。
・・・ローソクの灯りを描こうと思ったら、逆算して灯り以外の暗さを描くしかないのだが、セザンヌのした事はそれに似ている・・・

あるものごとを分析する際に、そのものごとの内部を深く分析するだけでは理解できず、それが社会でどのような位置を占め、どのような影響を与えたかを分析する必要があることを思い出しました。「内包と外延、ものの分析