年別アーカイブ:2022年

4月1日

2022年4月1日   岡本全勝

今日は4月1日。新年度、新学期が始まりました。社会人1年生と思われる人を、電車で見かけました。大きな希望と少しの不安を、持っておられるでしょう。引き続きの仕事をする人も、新しい年度に身を引き締めておられることと思います。

流れる時間には節目がありませんが、私たちは一日、一週間、ひと月、一年という区切りをメドにして、生きています。朝や月曜日が気を引き締めるときであると同様に、1年の初めは、気を引き締めるよいときです。
のんべんだらりとしていても、時間は過ぎていきます。毎日忙しくしていると、何をしたのか、何をしなければならないのかを忘れてしまいます。
年度の初めは、過ぎた1年間に何を達成したか、これからの1年間に何をしたいかを考えるよい時期です。自分で考えるとともに、職場では期首面談があります。上司や部下と一緒に、成果と課題を考えてください。

東京は桜が盛りです。千葉市幕張の市町村職員中央研修所も、校内の桜が満開です。新しい職員を迎えて、新年度が始まりました。辞令交付や業務の打ち合わせなどがありました。
研修生の受け入れは、下旬からです。市町村職員も、4月初めは動くことができませんから。

地球の未来を議論する財界人

2022年4月1日   岡本全勝

3月24日の日経新聞夕刊「私のリーダー論」、末吉竹二郎・国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP・FI)特別顧問の発言から。
末吉さんは、日興アセットマネジメント副社長の時に、2000年にフランクフルトのドイツ銀行本店で開かれたUNEP・FI主催の円卓会議に招かれて講演します。欧米の金融機関幹部300人ほどが集まっているその席で、ドイツ銀行頭取が金融が地球環境改善にいかに大事かを30分間話すことに衝撃を受けます。

・・・当時は「失われた10年」などと言われ、日本の金融機関では不良債権や人員削減の話ばかり。地球の未来を話し合っている欧米との差はあまりに大きい。このギャップを埋める仕事を誰かがしなくてはいけないと思ったのです・・・
そして12人からなる委員会に入ります。欧米以外では初めてでした。

「リーダーを目指すあなたへ」として、次のように述べておられます。
世界の人々が何を考えているのかを絶えず考えてください。社会のあり方や価値をめぐる国際的な議論の輪に加わってください。自分の国や地域の伝統や文化は大切ですが、時には「ノー」を突きつける勇気が必要です。

メトロポリタン美術館展

2022年3月31日   岡本全勝

先日、キョーコさんのお供をして、国立新美術館で開かれている、メトロポリタン美術館展に行ってきました。

メトロポリタン美術館には、2017年夏に行ってきました。なんと、あのベラスケスの「オリバーレス公伯爵」も来ていました。
宣伝文にあるように、ヨーロッパ絵画500年の歴史をたどることができる構成です。結構良い作品も来ています。「こんなに日本に貸し出して、大丈夫かな」と心配しましたが、建物を改修中だとのこと。
別の日に行った、東京都美術館のドレスデン古典絵画館展も良かったです。上塗りして消された元の絵を復活させるとは。そんなことができるのですね。

高松塚古墳壁画発見50年シンポジウムも、競争倍率5倍という人気でしたが、私を含め高齢者がほとんどでした。それに比べ、二つの西洋絵画展は、若い女性が多かったです。

児童福祉司の増員

2022年3月31日   岡本全勝

3月19日の日経新聞が「島根、児童福祉司増やしケア拡充 一般職の資格取得支援」を伝えていました。
これまであまり注目されなかった児童福祉司が、脚光を浴びています。そして行革続きの中、思い切った人員増ができなかった行政で、このような増員ができるようになりました。

・・・児童虐待の相談件数が約20万件(2020年度)と過去最多を更新する中、子どもや保護者に対するケアの拡充が急務となっている。対応にあたるのは主に児童相談所に勤務する児童福祉司。国は22年度までに人口3万人に対し1人を配置するよう定めるが、人材不足もあり現時点で基準に達するのは36道府県(推計)にとどまる。トップクラスの島根県や神奈川県では採用手法の多様化が効果を生み出しつつある。

児童福祉司は保護者の育児相談に応じたり、虐待されるなどした子どもを保護したりする公務員。大学で教育学などを学んだ人や福祉施設で実務経験がある人などが就く。21年4月時点の従事者は全国4844人。相談が増え続けている現状を踏まえ、5年で1.6倍になった。
国はさらなる増員が不可欠として19年に「児相管轄地域の人口4万人に1人以上配置」としていた基準を改正。「22年度までに同3万人に1人以上」とした。ただ、なり手は限られ「自治体間で取り合いになっている」(立正大の鈴木浩之准教授)・・・

・・・増員はケア拡充に向け一定の成果を上げている。20年度の神奈川県の1人あたり相談受付件数(政令市などを除く)は、16年度比約5件減の44.8件となった。県福祉子どもみらい局は「一人ひとりに細かな対応が可能になった」と強調する。島根県青少年家庭課も「夜間など緊急案件への対応力が増した」と話す。
ただ、国内の児童福祉司数は現時点で英国(3万人)の6分の1程度。虐待問題などを研究する子どもの虹情報研修センターは「専門職が圧倒的に足りない」と指摘する。幅広い支援に向けNPO法人などと連携を図る自治体も増えてきた。埼玉県は「児童虐待防止サポーター」制度を17年度に開始。虐待抑止や早期発見につなげる狙いで、21年度は600人を募集した・・・

『一生モノの物理学』

2022年3月30日   岡本全勝

鎌田浩毅、 米田 誠著『一生モノの物理学 文系でもわかるビジネスに効く教養』 (2022年、祥伝社)が、分かりやすく勉強になります。光、電子、磁力などを、身近な医療や機械、気象などから説明してくれます。××の法則を覚えるより、分かりやすい説明です。

出版社の宣伝文が的を射ているので、転載します。
「大学受験で文系を選択した人にとって理解が難しい世界――「物理」。
しかし、家電が動くのも、飛行機が飛ぶのも病気を発見できるのも、部屋の明かりがともるのもすべて根底には物理学が存在しています。
それだけ社会の根底理論となっている「物理」を知らないことはビジネスパーソンにとって大きな損失ではないでしょうか?..
そこで、「京大名誉教授」×「関西大手予備校・研伸館講師」という教えるプロがタッグを組み、"「物理が苦手」な人のための物理の本"を制作しました。
日常の中にある技術に活用されている物理の世界をわかりやすくお伝えします!」