年別アーカイブ:2019年

浪江町での米作り

2019年9月28日   岡本全勝

9月27日のNHKニュースウェッブが、「震災後に進出の農業法人が稲刈り」を伝えていました。
・・・おととし、原発事故による避難指示が一部で解除された浪江町で、地元の農家や、ことし、震災後初めて町に進出した農業法人による稲刈りが始まっています・・・

・・・浪江町では、原発事故による避難指示が一部で解除された後、徐々にコメの作付け面積が広がっていて、ことしは去年のおよそ3.5倍の27.23ヘクタールで栽培されています。
このうち、4分の1にあたる7.21ヘクタールで栽培されている、町北部の藤橋地区では、今週から稲刈りが始まっています。
この地区では、ことし、農業法人として震災後初めて町に進出した、仙台市に本社がある「舞台ファーム」がコメの生産を行っています・・・

地域のにぎわいを取り戻すために、産業再開が不可欠です。商工業については、福島相双復興推進機構が各事業者の相談に乗っています。
次の課題は、農業です。高齢化もあり、農家が戻らない、営農を再開しない場合も多いのです。そのために、ほかの農家に委託する、新しく入ってきてもらうことが必要です。
その際に、経営として成り立つためには、ある程度の規模が必要です。農地を借り上げて規模を大きくし、法人に営農してもらう方法も進めています。

講演会、話したいことと聞きたいこと

2019年9月27日   岡本全勝

ありがたいことに、いくつも講演の依頼が来ます。都合のつく限り、お応えするようにしています。
私に依頼が来る主題は、大震災と復興、明るい公務員講座のほか、最近だと連載「公共を創る」に関するものが多いです。

何回か話していると、話の型ができます。何をどのように話すかです。レジュメのほか、配付資料、投影資料、さらに時間配分や折り込むエピソードなどです。
その都度、聴衆の関心や主催者の意図を確認して、ズレがないように心がけています。「明るい公務員講座」でも、さまざまな注文があります。若い職員向け、管理職向け、仕事の進め方、働き方改革などです。
また、同じ内容を伝えるにしても、しゃべる、白板に書く、図にして説明する、関係の画像を投影するなどの方法によって、観客の食いつき方や理解度が変わります。ここが、話術のみせどころです。

ところが、やってみないと分からないこともあります。聴衆の反応を見ながら話すのですが、寝かさないようにするだけでなく(苦笑)、どこでみんなの反応が良いか、目が輝くかを探っています。ここは受けるだろうと話した内容が、意外と受けなかったり。こんなことに反応してくれるのだと、驚くことがあります。
私が「話したいこと、伝えたいこと」と、聴衆が「聞きたいこと」聴衆に「受けること」は、時にずれるのです。

また、後から、受講生の評価を送ってくださる主催者もいます。もちろん、そこは「礼儀をわきまえた記述」になっていて、ひどい評価はありませんが。
「ここが面白かった」「ここが役に立った」という記述も、私には役に立ちます。次回は、それを念頭に、話しの組み立てを変えたり、内容を修正します。

暴力団に屈しない

2019年9月27日   岡本全勝

暴力団が、会社や役所に、不当な要求をしてくる場合があります。どのようにして、それを撃退するか。千葉県警が、わかりやすい対応方法をチラシにしました。
不当要求対応要領12か条
役場の窓口で困っている方は、お読みください。

安倍総理 トランプ大統領 国連演説要旨

2019年9月26日   岡本全勝

9月26日の読売新聞が、1面を使って、安倍総理とトランプ大統領の国連演説要旨を載せていました。
ほかの新聞は確認していないのですが、これまであまり目にしたことはありません。

もちろん、このご時世ですから、インターネットで調べれば、原文を読むことができるのでしょうが。
広く国民に、国連でわが国の首相がどのようなことを発言しているかを知ってもらうことは、重要だと思います。さらに、トランプ大統領だけでなく、主要国の元首がどのようなことを話しているか。
これまでの日本のマスコミは、国際情勢に疎かったです。日本語という障壁に守られて、内弁慶でした。
「国連によって、世界が変わるか」と言われれば、それまでですが。世界では何が課題になっていて、首脳たちは何を議論しているか。それを知ることは、重要だと思います。芸能界のゴシップを追っているよりは、価値があると思います。

池上 俊一 著『情熱でたどるスペイン史』

2019年9月26日   岡本全勝

池上 俊一 著『情熱でたどるスペイン史』 (2019年、岩波ジュニア新書) を読みました。
私は、ローマ帝国の属領、イスラム支配、レコンキスタ、植民地帝国、フランコ独裁などの知識しかなく、スペインの通史を読んだことがなかったので、とても勉強になりました。お勧めです。
「ジュニア」と銘打っているので、中高生向けと思いますが、大人が読んでも十分に役に立ちます。というか、中高生には少々難しいかもしれません。

先生の著書「××でたどる○○史」には、このほかにフランス、イタリア、ドイツ、イギリスがあり、これで5か国目です。
イタリアがパスタ、フランスがお菓子、イギリスが王様、ドイツが森と山と川です。この切り口は、それぞれに「なるほどなあ」と思います。もちろん、一つの切り口でその国の歴史、文化、社会を紹介することはできませんが。わかりやすいです。
では、日本を紹介するとしたら、何を切り口にしますかね。天皇、和食、仏教と神道、島国・・・。

参考『ドイツの自然がつくったドイツ人』『パスタでたどるイタリア史