ミューシャ展、日本の遊楽図展

先日、渋谷文化村美術館の「みんなのミューシャ展」に行ってきました。ミューシャは、5月にプラハの美術館に行ってきたばかりです。
ミューシャの絵と共に、彼の影響を受けた画家たちの絵が並んでいました。当時としては、斬新なデザインだったのでしょうね。その女性の姿、全体の構図、細部に描かれた意匠に、作家の才能と努力が伝わってきます。

引き続き、サントリー美術館の「遊びの流儀展」に。こちらは、日本画の世界です。桃山時代に花開いた、遊びやカブキが屏風絵となって、全国に伝えられたのでしょうね。これだけの作品を集めたとは、力の入った展覧会です。

サントリー美術館の売店が、うれしいです。日本の美を伝える小物類が、たくさん並んでいます。中には、値の張る物もありますが、美術品としてはそれだけの価値があると思います。
お隣にある、ワイス ワイス トゥールスも、伝統的な小物を現代風にして売っています。こちらも決して安くないのですが、それだけの価値はあります。
外国から来るお客さん(金持ち)や、日本の伝統文化を生活に使いたい人に、もっと買って欲しいです。外国人をはじめとする観光客のお土産が、新撰組のはっぴや木刀では寂しいですよね。