民間企業からの職員の苦労

復興庁には、民間企業から参加してもらっている職員もいます。先日、「私たちの苦労も、ホームページに載せてください」との要求がありました(かつては、職員の突き上げでしばしば載せていたのです)。仕事の流儀がまったく違う官庁に来て、苦労したと思います。感謝の気持ちを込めて、掲載します。今日は、まず2人を載せます。本人が書いてきた文章に、少し私が手を入れています。
(秋元君)
出身地でもある福島県を中心とした原子力災害地域の風評被害対策を担当しました。「風評被害に苦しむ地元の復興に貢献したい」という思いを汲んで、風評被害対策を担当させてもらいました。自身の強みである「地元の知識」や「経団連とのパイプ」を活かし、大臣などの視察の際の被災地産品のPRや民間企業への訪問活動等を行いました。
特に企業マルシェについては、経団連に大規模なマルシェ(10月3日)を開催頂いた他、福島関連のマルシェの開催数を増加(平成25年度43件→平成26年度4~12月約70件)させることができました。
(Y君)
正直、役所の作法や仕事のやり方に慣れるのにかなりの時間と労力を必要としましたが、復興庁の一員として復興に取り組めたことを誇りに思います。2年間の得難い経験を会社に持ち帰り、今度は自社の事業や商品を通して社会に貢献していきたいと思います。
次回は、残る2人を載せます。なお、この4人は本庁勤務です。3県においた出先機関(復興局)にも、たくさん来てもらっています。