上司の役割

今日は、仕事の関係で、12:20頃に職場に戻って、弁当を広げました。今日はなぜか、静かに食べることができました。しかし、13:00になったとたんに、次々と職員が決裁やら相談にやってきました。
どうやら、Y秘書が私のブログ(ゆっくりさせてくれない職員たちと黒幕)を読んで、次の対策を考えたようです。
でも、部下の言うとおりに動くのが、上司の務めですね。Y秘書の指示に従いましょう。

金曜日に、×を2つもらった職員(若手職員卒業試験)は、今朝早く、修正した案を持ってきました。完璧にできていました。でも、100点を与えると慢心する恐れがあるので、あえて問題点を探して、「95点」と採点しました。満足せずに、さらに向上してもらうためです。きっと、将来有能な職員になってくれるでしょう。
上司の楽しみは、将来有望な職員を鍛えることです。復興庁には、各省のほか民間企業やNPOからの職員がいます。それぞれ有能な職員ですが、これまで「狭い職場」で生きてきました。
彼らに、復興の現場を見せ、内閣と与党はどう動いているかを見てもらい、どのように企画して段取りをつければ仕事が進むかを勉強してもらっています。若手職員では、なかなかそんな機会は、ありません。でも、復興庁では、これまでにないことをしていること、職員が少ないこと、仕事が忙しいので、若手職員でもいろいろなことが経験できます。
良いアイデアがなければ、進歩はありません。しかし、アイデアだけでは、企画は実現せず、世の中は動きません。その勉強ができます。

放課後には、元部下職員と一緒に「異業種交流会」に出ました。私は、「今日も、ホームページを加筆するので、先に帰るわ」と、皆より早く退席しました。去り際に、彼曰く「S省のS君は、よく仕事ができたが、さらに磨きがかかった、と書いてください」と。で、その注文を、こうして実行しています(苦笑)。