年別アーカイブ:2012年

災害関連死

2012年8月21日   岡本全勝

今日、検討会を開き、分析結果を報告し、提言をまとめました。
今年3月末までの関連死者数は、1,632人で、そのうち1,263人について、市町村から書類を見せていただき、原因を調べました。それによると、60歳以上の方が95%です。また、発災後1か月以内に亡くなった方が5割、3か月以内に亡くなった方(累計)は8割です。原因で多いのは、避難所などでの疲労、避難所などへの移動中の疲労、病院の機能停止です。今回の災害での特徴は、避難途中で亡くなった方、それも原発事故からの避難途中と思われるものが多いことです。目的地が決まらないまま、急いでかつ遠距離を移動した人もおられました。十分な介護もなく、ベッドではなくマイクロバスで、何か所かを移動した人もおられます。これについては、しっかりとした検証が必要です。
関連死の防止に取り組んでおられる方から、ご意見も頂き整理しました。なるほどと思う意見を、いくつもいただいています。ありがとうございました。例えば、次のようなことを、指摘しておられます。
・・マスコミは、まるで「心のケア対策」なる明確なものが存在し、それを行えば様々な被災者の心の問題が解決すると報道する傾向にある。しかし本来は、地域経済・職業・健康状態の改善等、いわゆる生活再建を通して、はじめて被災者の心の健康が回復していくものである。生活不安が解消しない状態では、心のケアは万能ではないことを知るべき・・
これまでの災害対策では、発災直後72時間の救出に力を入れてきました。それは、消防・警察・自衛隊の役割です。しかし、避難所や仮設に入ってからの診療や介護、生活支援は十分には認識されていなかったようです。被災者生活支援チームがつくられたのは、今回が初めてです。市町村役場にも、専門組織はありません。救助の次は、インフラ復旧や仮設住宅建設に移っていたようです。避難所に収容してからの避難者の生活支援をどう準備するか、今後の課題でしょう。
これまでにない作業をまとめてくれた、諸戸参事官チームに感謝します。

祝賀パレード

2012年8月20日   岡本全勝

今日20日、東京銀座で、ロンドンオリンピック日本代表メダリストのパレードが行われました。「行かなければ」と思っていたのですが、忘れていたのと、仕事が忙しくて・・。土曜か日曜にやってくれれば良いのに。たぶん、いろいろな事情があったのでしょう。
新聞によると、50万人が詰めかけたそうです。新聞記事の写真をご覧ください。球場ではなく、あの広くない道路に50万人ですよ!球場でも、せいぜい5万人ですから。暑かったでしょうね。
(これだけの人数になると、輸送、誘導のほか、トイレ、急病人の手当、迷子のお知らせなど、裏方は大変な準備が必要になります。ちなみに、首都直下型地震の際の、想定される東京駅の帰宅難民が47万人です。)
オリンピック・メダリストのパレードは、今回が初めてだそうです(これもびっくり)。このようなイベントは、もっとやっても良いですよね。野球やサッカーなど、地元球団が優勝したら、みんなでお祝いしましょう、御堂筋でも、県庁前通りでも。
「政治は劇場だ」という説もあります。狭い劇場もありますが、広い劇場は盛り上がりますよね。

音楽会の続き

2012年8月20日   岡本全勝

先日(17日)、「サントリーホールでフルートを吹き損ねた」と書きました。富山時代のフルートのお師匠さんから、次のようなお叱りが来ました。
「難しいところは笑顔で見守る。これが、魔笛の会のルールじゃないですか!次の機会は、是非吹いてください・・」
その通りでした。「吹けないところは、にこにこ笑いながら息を吸う」でした。反省。そこで、お師匠さんに「練習するので、私向けの楽譜を送ってください」と、お願いしました。

双葉郡町村との意見交換会

2012年8月19日   岡本全勝

今日は、福島市で、双葉郡8町村と県と国との意見交換会でした。復興庁からは、「避難解除等区域復興再生計画」の作成の進め方、住民意向調査の進め方、「町外コミュニティ」の進め方などを、説明しました。環境省からは、除染した土壌や廃棄物の中間貯蔵施設の調査について説明しました。
8町村の中でも、帰還が可能ですでに帰還を始めている町村と、まだ当分の間は帰還できない地区がある町村、そのような地区がほとんどを占める町があります。それぞれの事情に応じて、今後の復興を進める必要があります。各町村は、役場が町村外に避難していて、また避難している住民の支援で手がいっぱいです。そして、これまでにない厳しい条件に置かれています。
そのため、今後の復興計画を作り実施するためには、国と県と各町村が一緒になって進める必要があります。国からは、復興庁が中心になって各省庁と福島復興局とでチームを作り、県と一緒に、各町村に出向いて行うことを提案し、同意をもらいました。
帰還する町村については、除染とインフラ復旧を進め、サービスの再開や雇用と産業の対策を進めます。帰還できるまで住民に対しては、生活環境の改善、住民意向調査、町外コミュニティの設置を検討します。
関係資料が、復興庁のホームページに載りました

久しぶりの音楽会

2012年8月17日   岡本全勝

今日は放課後、音楽会へ。音楽会に行くのは、いつ以来でしょうか。大震災の際に、津波で楽器を流された中高生に、楽器を送る支援活動がありました。合計で1,600本もの楽器が送られたそうです。今日は、彼らの報告演奏会も兼ねていました。
プログラムの最後に、楽器を持ち込んだ客も、客席から一緒に演奏できるという、仕掛けがありました。ラデツキー行進曲です。案内にその趣旨が書いてあったので、フルートを持って行こうかと思案したのですが。最近ずっと触っていないし、ラデツキーを吹きこなせる自信はないし。忙しいうちに、忘れていました。
幕間に、練習がありました。客席のあちこちで、楽器を抱えた人が立ち上がり、指揮者に合わせて音を出しました。旦那さんに楽譜を持ってもらって、フルートを構える奥さんと思われる方とか。サキソフォン、トロンボーンなど。ものの見事に遅れる人や、どう見ても所々しか音を出していないような人も(失礼)。
惜しかったですね。これなら私も、一音だけでも吹けば、「サントリーホールで、吹いたことがあるのです」と自慢できたのに(笑い)。