年別アーカイブ:2012年

リーダー待望論は敗北主義

2012年10月20日   岡本全勝

10月17日の朝日新聞オピニオン欄、米倉誠一郎・一橋大学教授の「リーダー要りますか」から。
「なぜリーダー待望論に反対なのですか」という問に対して。
・・僕だって、白馬に乗ったリーダーが現れて、ええいっとすべての問題を解決してくれたら、こんなにありがたいことはないと思います。でも、現実には、そんな人はいません。強いリーダー、カリスマのようなリーダーを待望するのは敗北主義・・
世界を見て下さい。アメリカのオバマ大統領はとても有能な人だし、ブレーンも悪くない。カリスマ性もあった。でも今度の選挙で再選できるかどうか、大変苦労していますね。フランスのサルコジ前大統領も、カリスマ性でリーダーになったけれど、再選できなかった。今は、一人のカリスマリーダーで物事が解決できる時代ではないのです・・

「震災後の日本では、強いリーダーを求めがちなような気がします。なぜだと思いますか」との問については。
・・簡単だからですね・・
誰か立派な人が現れて、任せてしまえれば簡単でしょ。情報を集めたり判断したりしなくていい。ついていけばいいわけですから・・

私は、リーダー待望論を、「水戸黄門主義」あるいは「水戸黄門病」と呼んでいます。テレビの時代劇「水戸黄門」では、8時40分頃になると黄門さんが出てきて、一挙に問題を解決してくれます。でも、世の中はそうならないので、ドラマの中でスカッとしているだけです。テレビの水戸黄門は放映が打ち切られたようですが、仮面ライダーにしろドラえもんにしろ、「スーパーマン」は、漫画かドラマの世界にしか出てきません。
リーダー待望論はまた、「お任せ民主主義」です。有能なリーダーや信頼に足るリーダーは、育てない限り出てきません。「新人だから期待できる」は、根拠のない無責任な話です。スポーツの世界にしろ、会社経営の世界にしろ、教育の世界にしろ、「新人だからやらせてみよう」というところはないでしょう。通常は、時間をかけて育てて、選抜して、「これなら使える」とわかった人を、責任あるポストに就けるのです。
「あの政治家はダメだ」「この政治家もダメだ」と言って使い捨てにしているようでは、政治家も育ちません。

被災地を元気づける番組

2012年10月19日   岡本全勝

今晩のNHKテレビ「キッチンが走る」で、「震災からの再起にかける生産者~茨城、常陸太田市」を再放送していました。元の番組は、6月に放送したそうです。常陸太田市は茨城県北部にあり、北隣の福島県での原発事故による風評被害に遭っています。
番組では、震災以降、落ち込んだ消費を取り戻そうとがんばっている、農家の人たちを取り上げていました。採れた蕗(ふき)を市の検査所に持ち込んで、放射能が検出されないことを確認していることも、紹介されていました。地元の食材を使って、有名シェフが料理を作ってくれます。
常陸太田市で採れる野菜などが安全であることと、おいしいことが、よく伝わってきます。視聴者への影響は大きいと思います。ありがとうございます。

K記者さんへ。NHKは、被災地を元気づける番組も、作るのですね。このような番組の方が、「大震災以来1年半の番組」としては、ふさわしかったのではないですか。

参議院行政監視委員会・閉会中審査

2012年10月19日   岡本全勝

今日は、参議院行政監視委員会で、復旧・復興関連施策等の実施状況について審議がありました。
岡本統括官ご指名の質問があり、答弁に立ちました。昨日通告のあった内容と少し違っていたので、少々慌てましたが、普段の仕事で対応している範囲内なので、答えることができました。

保険会社の貢献

2012年10月18日   岡本全勝

昨日、企業の社会的貢献を書いた際に、損保ジャパンの活動を紹介しました。
東日本大震災に際して、具体的には「このような支援」をしてくださっています。また、本業でも、迅速な保険金支払いをしています。電話相談(コールセンター)、被災地での職員の増員、航空写真などを使った全損地域の認定などです。
K君に教えてもらったので、紹介します。

参議院決算委員会・閉会中審査

2012年10月18日   岡本全勝

今日、参議院決算委員会で、復興予算の使い道についての審議が行われました。国会は閉会していますが、「閉会中審査」という制度があります。朝10時から昼休みを挟んで5時間でした。出席要求のあった法務大臣が欠席されたので、しばらく空転しました。