年別アーカイブ:2010年

中国人の日本認識の改善

2010年8月7日   岡本全勝

8月3日の朝日新聞オピニオン欄で、小島寛之国際交流基金北京日本文化センター副所長によると、中国での日本旅行熱が高まり、また、青年知識層を中心に都市住民の日本への関心が、幅と厚みを増しているそうです。
新聞の世論調査では、15~20歳の若年層が、最も好きな国として日本を第1位に挙げたそうです。国民全体でも、最も好きな国で5位、最も行きたい国で3位です。中国大手旅行社の調査では、海外の人気旅行先で、日本は台湾と並んで3位です。しかも、1位の香港と2位のマカオは中国領ですから、日本が第1位ということです。
北京では、高級寿司店や日本料理屋、日本のファッションブランド店、日本人経営の美容院などが、中国人客でにぎわっています。今回のサッカーワールドカップ決勝トーナメント、日本対パラグアイ戦で、巨大スクリーンの前で、中国の人たちが日本を応援してくれたとのことです。急速に、対日感情が変化しています。
韓流ドラマが、日韓関係改善に果たした役割もありました。政府による努力も重要ですが、市民の間での相手国認識の好転の効果は大きいです。それには、人の行き来が増えることや、モノやサービスが売れることが重要です。

就職氷河期

2010年8月6日   岡本全勝

今朝の新聞各紙が、大学卒業生の就職率を伝えていました。この春の大学卒業者数は、54万人。うち、就職した人は33万人で、61%です。進学も就職もしなかった人は8.7万人、16%です。大学院などの進学者は7.3万人、13%。アルバイトなど一時的な仕事に就いた人は1.9万人、4%です。

2010.08.06

2010年8月6日   岡本全勝

今日は、地域経営コースの卒業式。男性はスーツを着てネクタイを締め、女性もそれにふさわしい服装です。学生代表謝辞の際に、代表者が、なかなか良い謝辞を述べました。式が終わって見送る際に、彼が「校長の講話を謝辞に盛り込みましたが、わかりましたか」と言ったので、「もちろん」と答えました。私の言いたかったことが、このように吸収反映されると、うれしいですね。

地域経営コース

2010年8月5日   岡本全勝

今日は、地域経営コース講師に、持田信樹東大教授をお迎えしました。私も、講義を聴きたかったのですが、何かと仕事があり、断念。じっくりお話しできるのは久しぶりでしたので、講義終了後、校長室でしばし意見交換。先生は、経済学部の副研究科長も勤めておられ、多忙です。夏休みの間に来ていただき、恐縮です(持田先生がお書きになった、現在日本の財政学の標準的教科書は、こちら)。
昨日は、小西砂千夫関学教授に、来ていただきました。これまた、じっくりと、意見交換。小生が総理秘書官になって以来、不義理をしているものですから(かつての二人の姿は、こちら)。先週は、若田部昌澄早稲田大学教授に来ていただきました。その他にも、著名な講師をお迎えしているのですが、小生の都合が付かず、ご挨拶できていません。申し訳ありません。
自治大学校の良いところの一つは、日本で一流の講師が来てくださることです。ありがたいことです。先生方も、「この学生たちなら、話がしやすい。やりがいがある」と言ってくださいます。
私にも、思い当たるところがあります。先日、校長講話をしました。私は、講演や講義をする際には、「観客」の関心事項とそのテーマに関する知識水準を調べてから、講演を始めます。だって、いくら良い内容を話しても、相手に関心がなかったら、評価は悪いですから。ことわざに曰く「人(にん)見て法を説け」。
自治大での初講義では、ほぼ初対面の学生たちに、単刀直入に話題に入りました。どの程度食いついてくるかを、見てみたかったのです。すると、みんながそのまま食いついてきてくれたので、どんどん講義内容のレベルを上げました。こういう時は、うれしいですね。それで、10分間も時間を超過しました。反省。

外国人留学生

2010年8月4日   岡本全勝

今日は自治大学校に、ヤング・リーダーズ・プログラムの学生さん12人をお迎えしました。これは、日本政府が行っている国費外国人留学生制度の一つで、アジアや中欧の国から、若手行政官などを日本の大学院に迎え、1年間で修士号を授与する制度です。その中に、地方行政コースがあり、政策研究院大学が受け入れ大学となっています。そのまた一部を、自治大学校が協力しています。
夜には、簡単なお食事会をしました。使用言語は英語なので、校長は拙い英語で歓迎のあいさつをし、学生さんたちと英語で会話しました。あいさつは、ロンドンから帰ったばかりの草壁教授に手伝ってもらって作ったのですが、覚えきれずにメモを見ながらでした。中国、カンボジア、タイ、チェコなど、行ったことのある国の学生さんも多く、「去年、総理大臣と行きましたよ」「お国の経済発展は素晴らしいですね・・」「これからの課題は・・」などと、話題には事欠きませんでした。しかし、それらの国の首相や大統領の名前がすぐに出てこなくて。英会話の方は、しゃべっているうちに、少しずつ、英単語が出てきました。