今日は、立命館と法政の学生さん二人が、職場を訪ねてきてくれました。3年前に私の講演を聴いて、それ以来、このHPを見てくれていたそうです。先日メールが来て、今日、お会いしました。ところが面談中に電話がたくさん入って、じっくりとお話しできませんでした。図らずも、審議官がどんな仕事をしているか、見てもらえました。
年別アーカイブ:2008年
人を見る目
かつて、信頼できない売り子さん(2007年5月16日、ネクタイ売り場)の話を書きました。今日は、それとは逆に、すごい店員さんの話です。
先日、キョーコさんと外食した時のことです。お皿がすべて出て、店の人が、請求書を持ってきました。その店員さんは、テーブルに置く際に、私の前には置かず、ちゃんとキョーコさんの前に置きました。誰がお金を持っているか、よく見ている人でした。僕ではなく、キョーコさんが財布を持っていることを、直ちに見抜くとは。
キョーコさん曰く、「あの人は、ただ者ではない。シェフの奥さんに違いない」と。店を出る際に話しかけたら、やはりそうでした。人を見る目がある、奥さんとキョーコさんでした。
宗教と国家
8日の朝日新聞夕刊が「統一協会、2.3億円で示談。献金女性『国の責任も問う』→増額」を伝えていました。記事によると、宗教団体に献金をした女性が、団体を相手取って損害賠償を求めました。団体側の示談の当初提示額に対し、原告である女性は納得せず、誠意ある対応を取らない場合は、文科省にも責任があり、文科省を被告として責任を追及するとしたそうです。それを受けて、宗教法人側が、増額に応じたとのことです。
この訴訟は、国家と宗教との問題を浮き彫りにする事件です。近代立憲国家は、個人の内面には国家はかかわらないとして、線を引きました。まさにそれが、近代国家の主発点だったのです。フランス革命では、キリスト教と国家が分けられました。日本では1945年に、国家神道と国家が分離されました。イタリアでは、ムッソリーニの時代に、バチカンとイタリア国家との間に、分離協定が結ばれました。
しかし、完全に分離はできず、時々、宗教が政治の世界に顔を出します。政治家が靖国神社にお参りする場合、地方団体が神社にお供えをする場合などです。また、今回のように、文科省の責任を問うとされる場合です。宗教法人を認可する権限は、国と県にあります。しかし、一定の条件があれば認可するというのが法律の規定で、裁量の余地はありません。何が問題になるか。それは、宗教法人だと、税金がかからないのです。ここに、政治と宗教が接点を持ちます。
個人の内面は外からうかがい知ることはできませんから、国家が口出しをしない限り、問題にはなりません。しかし、宗教には、外面的な儀式がつきものです。宗教ではなく、宗教団体や宗教法人が問題になります。
違った局面では、アメリカの大統領は、聖書に手を載せて、就任宣誓をします。イスラム教徒や仏教徒が大統領になったら、どうするのでしょうかね。
9日の日経新聞夕刊に、猪木武徳先生の「海外の日本研究が退潮傾向。薄れる存在感、無知招く」が載っています。1970年代から90年代にかけて、外国人研究者による日本人論がよくありました。しかも、日本人の自尊心をくすぐるような内容です。最近は、見かけなくなりました。また、海外の日本研究機関が、縮小されているとのことです。日本に代わって、イスラム、中国、インドへの関心が高まっています。日本の経済的存在感と、比例しているようです。しかし、世界で日本のことを知ってもらうことは、重要なことです。詳しくは原文をお読みください。
市町村決算の透明化
7日の日経新聞は、地方財政健全化法が2008年度決算から適用されるので、大きな赤字を抱えた地方団体が対策を始めたことを、解説しています。この法律で、普通会計だけでなく、公営事業会計や第三セクターまで「連結決算」対象となるので、それらに隠れていた赤字が表面化するのです。
幻の見学コース
今年も、黒四ダム見学会が始まりました。黒部峡谷の欅平と黒四ダムを結ぶ「黒部ルート」は、 黒部川第四発電所の建設のため、関西電力が工事用軌道として作ったものです。この黒部ルートに立ち入ることができたのは工事関係者だけでしたが、平成8年度から一般の方を対象に見学会を行っています。
人数・期間限定のコースです。お申し込みは、富山県のHPをご覧ください。