復興5周年企画、若者デイ

今日は、復興5周年企画、 「新しい東北を創る人々」の「若者DAY」を見に行ってきました。これらの企画は、職員からの相談に乗り、おおよその報告を受けていますが、任せてあります。熟年おじさんが口を出しても、碌なことはありません。若い人たちの感性、民間の人の発想の方が、よいのです。若者デイなので、年齢制限があるかなと思いつつ、参加しました(笑い)。
いや~、良くできていました。若者に的を絞った企画が、良いですね。作文コンテストには、2千人を超える生徒たちから応募がありました。入選作品は、それぞれすばらしい内容です。小泉進次郎・元復興政務官も、一人ひとりの良い点を読み上げ、感心していました。作品は、追って復興庁のホームページに載せます。
その他、発表もよいものでした。「私たちが次の世代につないでいく」という発言がありました。5年経って、小学生が高校生になっています。これからも時間が経過します。この世代が、次の世代に語り継いでくれるのは、重要なことです。「今でしょ」の林修先生も出演いただきましたが、驚いておられました。
AKB48も、応援に駆けつけてくれました。メンバーの中に、被災地の出身者、被災経験のある女性がいます。避難所にいるときに、AKB48が慰問に来てくれて、元気をもらったそうです。それをきっかけにオーディションを受けたそうです。そして今度は、ほかの人たちに元気を与えています。
「今どきの若い者は・・・」と定番のぼやきをしている大人たちに、見てもらいたいです。気になったのは、発表者がほぼすべて女性だということです。男子学生諸君、奮起を期待します。
「これも復興か?」と思われる方も、おられるかもしれません。はい、インフラ復旧だけが、復興ではないのです。産業やコミュニティの復興、被災地外の人を巻き込むこと(ボランティア活動など)、若者や後世への伝承なども、重要な要素です。