さわやかな5月の奈良。興福寺、東大寺

18日は、所用があって奈良へ。時間があったので、興福寺と東大寺に寄ってきました。
興福寺では、南円堂と北円堂が特別公開されています。高校3年間、この近くを通っていましたが、中に入るのは初めてです。南円堂不空羂索観音菩薩坐像は、3メートル余り。大きくて、存在感があります。北円堂は、なんと言っても無著・世親立像です。ここに、おられたのですね。
国宝館では、天燈鬼・龍燈鬼立像の実物にご対面。職場においてあるミニチュアとは、リアルさが違います。当たり前です。
山田寺仏頭
も好きです。よいお顔をしておられます。火災に遭って、顔だけ、しかも痛んでいることが、さらに魅力を高めています。正面からより、向かって左斜めから見るとすばらしさが引き立つと、私は思っています。
阿修羅像もよいですが、迦楼羅像もユーモラスで好きです。国宝館も、手狭になりましたね。
東大寺では、昨年できた東大寺ミュージアムに。日光・月光菩薩を、間近に見ることができました(リンクを張りたいのですが、みつかりません。仏像の検索サイトもなく、サイト内検索もついていないようです。東大寺のホームページは、改良の余地がありますね)。
大仏さんにたくさんのお願いをして、飛鳥園で写真を買って帰ってきました。
奈良公園は、修学旅行の学生さんで一杯でした。その間をすり抜けて、駆け足で巡ってきました。
土産物屋にもたくさんの観光客がいましたが、これといって欲しいものは見当たりません。鹿せんべい、奈良漬け、大仏さんのミニチュアはまあまあとして、木刀、新撰組の旗??。
子ども向けの安いものや友人へのお土産物も悪くありませんが。大人や年配の人が、少々高くてもいえ価値があって、自らの記念に買って帰ろうと思うようなもの、海外からの観光客に勧めることができるものを、開発して欲しいです。近年の博物館や美術館のミュージアムショップは、参考になると思います。