法律ができるまで3

参議院
予算と交付税法等は参議院に送られました。8日は決算委員会が開かれ、9日から予算委員会が始まりました。11日は、予算委員会の合間を縫って、昼休みに参議院総務委員会では「大臣所信」を読みました。12日には、参議院本会議で交付税法等趣旨説明と質疑が行われました。
国会での麻生総務大臣
参議院予算委員会で、パネルを使って三位一体改革の影響を説明する大臣。閣僚達も身を乗り出して・・。産経新聞3月10日より。写真提供は産経新聞(3月10日)
16日は、参議院総務委員会で「大臣所信」に対する質疑が行われました。同時に開かれた参議院予算委員会での質問には、副大臣が出席して答弁しました。日程が詰まってきて、大変です。
18日は、参議院総務委員会で地方交付税法等の質疑が行われました。7時間で、質疑終局まで行きました。採決は後日行われます。19日には、参議院本会議で「義務教育費国庫負担法」の質疑が行われ、総務大臣もその在り方について答弁しました。
法律の成立(3月26日)
26日に、参議院予算委員会で予算が採決された後、総務委員会で地方交付税法など地方税財政関連法案が採決されました。併せて、「地方税財政基盤強化に関する決議」もされました。その後、それぞれ本会議で採決されました。麻生総務大臣は、小泉総理と一緒に、参議院内の各会派に、お礼の挨拶回りをされました。これで、地方団体は安心して、新年度の予算を執行できることになります。関係者のみなさん、ありがとうございました。
総務省としては、この他に、合併3法案・消防法改正・電波法改正などが残っています。また、今国会の重要法案である国民保護法案も、当省の役割が大きく、与野党の対決法案である年金改革についても、地方公務員共済法改正が当省の所管です。6月の会期末までに、これらを成立させるべく、引き続き汗をかきます。
その他の法案
2004年3月中:予算関連・日切れ法案
3月11日は、昼休みに、衆議院総務委員会でも、「成田空港周辺整備財政特例法」の提案理由を読みました。16日に、「成田空港周辺整備財政特例法」の質疑・採決が行われました。
18日に、衆議院本会議で成田財特法が可決され、参議院に送られました。衆議院総務委員会では、NHK予算が審議されました。この日は午後に、衆参の総務委員会が同時に開かれ、参議院には大臣が、衆議院では副大臣(とNHK会長)が出席し答弁しました。同時に両委員会が開かれるのは異例だそうです。
23日は、午前中衆議院総務委員会で、NHK予算の質疑と採決が行われました。引き続き昼には、参議院総務委員会で成田財特法の趣旨説明を読みました。午後には衆議院本会議でNHK予算の採決、市町村合併3法の趣旨説明と質疑があり、それから参議院予算委員会で集中質疑がありました。なんと盛りだくさんな。総務課長は、昼は審議日程のお願いに回り、夜は大臣答弁資料のチェック、朝は大臣へのご進講でと・・・。
25日は、参議院総務委員会で成田財特法の質疑がされました。そして26日に、交付税法と一緒に、委員会と本会議で採決されました。