カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

小学生が作った楢葉町の宣伝

2018年4月10日   岡本全勝

原発事故で全町が避難した楢葉町。小学校の5、6年生が町の良さを見つめ直して、みんなで町の宣伝ビデオをつくりました。
できあがった映像も良いですが、それを作り上げる過程が、子どもたちにとって良い勉強になったでしょうね。
町のホームページには完成品とともに、作成過程も載っています。見てください。
楢葉町は、町内の居住者が4割まで戻りました。

自治体向け災害対応図書

2018年4月3日   岡本全勝

最近出版された、自治体向け災害対応に関する図書を紹介します。

稲継裕昭編著『東日本大震災大規模調査から読み解く災害対応-自治体の体制・職員の行動-』(2018年、第一法規)。この本は、東日本大震災の被災自治体職員を対象としたアンケート調査結果を分析したものです。現場で経験した職員たちの声であり、それも単に羅列するのではなく、分析したことが有用です。

室田哲男著『自治体の災害初動対応~近年の災害対応の教訓を活かす~』(2018年、近代消防社)。著者は、総務省消防庁や自治体で、多くの大災害を経験しました。その経験と反省をもとに、自治体への助言をまとめたものです。

それぞれに、現場経験を基に分析を加えているので、説得力があり、全国の自治体にとって有用です。お勧めします。

福島県民、復興の実感

2018年4月2日   岡本全勝

4月2日付の福島民報によると、社の県民世論調査では、県内の復興を「実感できる」と答えた人がが11.5%、「どちらかと言えば実感できる」が35.2%、あわせて46.7%です。
「実感できない」が9.9%、「どちらかと言えば実感できない」が30%、あわせて39.9%です。
実感できる人の方が、上回っています。

関係者の努力が認識されてきた、ということだと思います。実感できないと感じている人も多く、復興も始まったばかりですが、復興に携わっている関係者には、励みになることです。

避難指示解除区域、学校の再開

2018年4月2日   岡本全勝

昨年4月に、多くの避難指示区域で、指示を解除しました。それから、1年が経ちました。
各市町村で、学校が再開されつつあります。学校そして子どもたちの声は、地域にとって賑わいの指標です。

他方、楢葉町では、避難町民向けの仮設住宅と借り上げ住宅の提供が終了しました。楢葉町は平成27年9月に避難指示が解除されたので、2年半が経ちました。仮設住宅住まいと避難生活は、その方々に肉体的精神的に大きな負担です。できれば、早く解消した方が良いのです。
津波被災地域でも、順次、仮設住宅の提供を終えています。その際には、役場が丁寧に各戸を回って、行き先の相談に乗っています。楢葉町も、各世帯の相談に乗りました。

また、避難指示が出た町村が避難先で開いていた役場支所も、閉所しています。
順次、平常に戻りつつあります。

避難解除地域の住民登録、2割減

2018年4月1日   岡本全勝

NHKニュースによると、9市町村の避難指示が解除された地域で、震災発生時に住民票を登録していた人は約6万1千人だったのに対し、現在は4万9千人と、20%減ったことが分かりました。

予想されたことです。復興庁が市町村とともに行っている住民意向調査では、「戻らない」という回答が、多い町では約半数を占めています。
避難先などで新しい生活を始めた方も多いです。これまで、住民票を元の市町村に残していた人も、新しい生活地に移しつつあるのでしょう。
それを前提に、街づくりを考えなければなりません。