3月1日の日経新聞「私見卓見」は、内堀雅雄・福島県知事の「世界の発展に挑む福島」でした。
・・・3月11日で東日本大震災から8年になる。国内外の温かい支援と県民の懸命な努力で、福島県の復興は着実に前進している。東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う避難指示解除は進み、県産農産物輸出量や外国人観光客数も震災前の水準を超えた。原発事故対応の拠点となった日本を代表するサッカー施設、Jヴィレッジも再始動した。
ただ、地震、津波、原発事故という複合災害からの復興の道のりは険しく・・・
原文をお読みください。
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福島県民世論調査「復興の筋道ついた」52%に
今朝2月28日の朝日新聞に「復興「道筋ついた」52% 初めて半数超える 福島県民世論調査」が載っていました。
まだ半数とはいえ、私たちの仕事を評価していただけました。記事についている表を見ていただくと、当初1割に満たなかった評価が、ここまで上がりました。
現地で、そして東京で、復興に携わっている関係者にとって、励みになります。ありがとうございます。
もちろん、この世論調査にもでているように、暮らしを取り戻すには、まだまだ時間がかかります。しかし、現地の人たちと、私たちの考えがかみ合うと、仕事は進めやすいです。
かつて、復興庁が発足した当初は、被災地で評価が低かったのですが、仕事を進めていくうちに、理解が深まりました。現場で復興が進んでいなくても(困難な仕事の場合は、そう簡単に成果は出ません)、地元の方との意思疎通ができれば、私たちに自信ができるとともに、仕事は進めやすくなります。「復興庁の評価2014年、河北新報」「2014年、毎日新聞」
被災地での人とのつながり
2月23日の日経新聞読書欄、土居丈朗・慶応義塾大学教授の「経済論壇から」に、『週刊東洋経済』2月2日号の、庄司 匡宏・成城大学経済学部准教授の「自然災害が教える「コミュニティー」の大切さ 結束が強い地域では復興が迅速に進む傾向も」が紹介されていました。詳しくは、原文をお読みいただくとして。
被災地でのコミュニティー崩壊が、被災者の社会的孤立を引き起こすこと、それは若者、内向的な性格の人、そして男性が多いことが報告されています。
東日本大震災では、阪神・淡路大震災の経験を踏まえて、仮設住宅での孤立防止のための見まわり、各種の行事の企画などを行いました。
この記事にも、交流が活発になったことが書かれています。もっとも、すべてうまく行ったかというと、そうではありません。
友達を作る、地域の人と交際する、企画に参加するは、それぞれ個人の自由です。強制することはできません。機会がない方には、それを提供することができますが。
行政にも経験が少ないです。国や県には担当する部署がありません。東日本大震災では、復興庁がそれに乗り出しました。
NPOの方々の知恵や技術をいただいて、財政支援とそこで得た方法を関係自治体やNPO、町内会に広めることです。仮設住宅だけでなく、そこから引っ越した公営住宅でも行っています。
桜の観光による東北復興シンポジウム
きょうは、『東北復興支援シンポジウム~桜が紡ぐ東北の未来~』の登壇者として、東京渋谷に行ってきました。東北・夢の桜街道推進協議会は、桜に注目して観光によって東北復興を呼びかけています。信用金庫が中心になって支援してくださり、いろんな方がボランティアとして参加してくださっています。
日本への外国人旅行者が増えているのですが、東北はまだ増え方が少ないのです。でも、有名観光地が飽和状態になると、魅力ある地方に訪日客が増える可能性があります。東北地方は、この桜の他に、温泉、お酒もあります。期待できます。
東北・夢の桜街道推進協議会のホームページでは、少々早いですが、桜の名所のきれいな写真を見ることができます。私の感覚では、東北地方は立派な枝垂れ桜が多いようです。見事ですよね。