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講義など

最終講義

今日、東大で最後の授業をしました。国会議員への法案説明がちょうど谷間になったので、行くことができました。講義が終わったら、学生たちから花束をもらいました。うれしいですねえ。写真は、授業風景のページをご覧ください。今学期(3月末)で、東大の客員教授は終了です。まだ、成績付けが残っていますが。新しい職場では、毎週平日に出講することは不可能です。
大変でもあり、また楽しい2年間でした。学生たちには、私の思いが伝わったでしょうか。時に職場を離れ研究者に囲まれて、自分の仕事を振り返るということは、勉強になります。本が書けたのも、教授をさせていただいたからです。霞ヶ関に座っているだけでは、「世の中」が見えません。また、機会をいただければ、務めたいと思います。

東大授業へのゲスト

昨日は、ゲストとして、NHK政治部の土井デスクに来ていただき、ジャーナリズムから見た「政治と行政」、特に今回の総選挙について、画面では聞けないお話を聞きました。学生には大好評で、場所を移した後も、徹底討論になりました。土井副部長ありがとうございました。

2003年冬学期

授業計画
冬学期は、
1 教官による講義(夏学期の続き)
2 参加者によるレポートの発表とそれを基にした討論
3 ゲスト
の組み合わせで進めます。
授業計画
10月 9日 開講(夏学期のレポートの講評、授業計画の説明、韓国で考えたこと)
10月16日 発表1 長谷川ゆみさん「公務員制度改革」
        コメンテイター:阿部君
10月23日 発表2 市川真理子さん「三位一体改革」
        コメンテイター:藤井君
10月30日 ゲスト1 元内閣参事官
11月 6日 ゲスト2 フレッシュ官僚
11月13日 発表3 真鍋耕一郎君「マニフェスト」
        コメンテイター:山内君
11月20日 発表4 鎌倉洋樹君「障害者支援に見る多様と画一」
        コメンテイター:山本君
11月27日 ゲスト3 報道・政治部デスク 
12月 4日 発表5 荒見玲子さん「行革の2つの目的」
        コメンテイター:岩井君
12月11日 相関研究会「予算査定風景の変化に見る日本の行政の変化」
12月18日 発表6 院生
 1月15日 ごめん休講
 1月22日 発表7 波多野綾子さん「ODA」、院生

 

大学の成績評価

東大での夏学期の成績付けをしました。レポートには、政界再編・市民参加・構造改革といった政治と行政の仕組みを扱ったものから、年金・三位一体改革・障害者福祉・構造改革特区・市町村合併といった個別問題を扱ったものまで、様々です。また、切り口も、民主主義の問題・政治家と公務員の関係・政治に対する信頼など、いろいろなものがあります。
さすがに、文章はしっかりしてますね。院生と学部生との間には、力量の差はありますが。もっとも、誤字の多いレポートには、閉口します。学生諸君、提出する前にもう一度読み返しなさい。

東大での教授業

大学の夏学期の成績評価は、今回もレポートです。この時代ですから、提出方法は、メールでも郵送でもどちらでもいいことにしました。すると、締め切り間際に、メールが来ること来ること・・。宛先は自宅と職場のどちらかとしたので、確認して受領書を返信するのが大変でした。中には、開けない添付ファイルがあったりして。これから、26人の力作を読ませてもらいます。でも、これを全部読んで評価するのは、大変なんですよ。3枚の精鋭派から30ページの大部派までいて。