今日は自治大学校に、ヤング・リーダーズ・プログラムの学生さん12人をお迎えしました。これは、日本政府が行っている国費外国人留学生制度の一つで、アジアや中欧の国から、若手行政官などを日本の大学院に迎え、1年間で修士号を授与する制度です。その中に、地方行政コースがあり、政策研究院大学が受け入れ大学となっています。そのまた一部を、自治大学校が協力しています。
夜には、簡単なお食事会をしました。使用言語は英語なので、校長は拙い英語で歓迎のあいさつをし、学生さんたちと英語で会話しました。あいさつは、ロンドンから帰ったばかりの草壁教授に手伝ってもらって作ったのですが、覚えきれずにメモを見ながらでした。中国、カンボジア、タイ、チェコなど、行ったことのある国の学生さんも多く、「去年、総理大臣と行きましたよ」「お国の経済発展は素晴らしいですね・・」「これからの課題は・・」などと、話題には事欠きませんでした。しかし、それらの国の首相や大統領の名前がすぐに出てこなくて。英会話の方は、しゃべっているうちに、少しずつ、英単語が出てきました。
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地方行財政-自治大学校
自治大学校・地域経営コース
今日は、自治大学校で、第3部課程の「新時代・地域経営コース」の校長講話をしました。このコースは、地域経営や地域の活性化をテーマに、政策形成能力や行政管理能力の向上を目指した、3週間の短期間課程です。今年で3回目です。受講生も多く、定員80人のところ、120人を超える学生を受け入れています。講義の内容や方法にも、工夫を凝らしています。
私は、現在の日本と地域社会そして地方自治体が置かれている条件を、歴史的、経済的、国際的、社会的な背景から説明し、今何が求められているかをお話ししました。70分の講義では、すべてをお話しできませんが、大まかな見取り図を理解していただけたら、私の意図は成功です。