『明るい公務員講座』(2017年、時事通信社)が、電子書籍になりました。便利になりました。
活用してくださる人が増えるとうれしいです。
カテゴリーアーカイブ:著作と講演
連載「公共を創る」第49回
連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第49回「日本は大転換期―平成の地方分権改革」が、発行されました。
平成初期の地方行政の3Kを説明しています。高齢化、高度情報化に続いて、国際化についてです。
平成の間に、定住外国人が急増しました。ここでは、富山県内の外国人の数字を掲げました。平成元年に2,400人あまりだったのが、令和元年には18,000人を超えています。そして出身国は、31か国から92か国にまで広がっています。
この数値も、富山県庁にお世話になりました。ありがとうございました。
次に、地域の活性化と地方分権改革について解説しました。
かつては、「国土の均衡ある発展」が哲学でした。インフラ整備、工場の分散など一定の成果は上げたものの、行き詰まりました。そして、地域の特性を活かした地域おこしが、各自治体が主体になって取り組まれるようになりました。これは、現在も続いています。
平成時代は、行政改革の時代でもありました。地方行財政では、分権改革、三位一体の改革が行われました。分権改革は戦後改革以来、半世紀ぶりの大改革でした。
早いもので、もう20年も経ちます。今回、「平成の地方分権改革」と表題を付けましたが、「平成の」という形容詞が必要になりました。経験した私にとってはついこの間のことなのですが、若い人には、歴史でしょうね。
連載「公共を創る」第48回
連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第48回「日本は大転換期―利便性と引き換えに負の面も」が、発行されました。
平成時代の、身の回りの変化を論じています。今回は、便利になった裏側で、負の面も進んでいたことを取り上げました。
郊外に大型店が立地し、中心市街地が寂れました。公共施設なども郊外にできて、車でないと行けなくなりました。街歩きができないのです。
アパートやマンションが増え、隣近所付き合いが薄くなりました。住民が町に集中する一方で、田舎は人が減り、空き家が増えました。耕作放棄地も目立ちます。
その次の話題として、平成初期に地方行政関係者の間で流行した、3Kを説明します。高齢化、高度情報化、国際化です。
千葉県庁で講演
今日7月9日は、千葉県庁に、管理職研修の講師に行ってきました。当初はもっと早い時期に予定されていたのですが、コロナウィルスの影響で、今日になりました。
200席の会場に、80人あまりの受講生です。皆さん、熱心に聞いてくださいました。広い会場で、空席を作って座るようにしてありました。演壇の私との距離も遠く取ってあり、私はマスクなしでしゃべることができました。
演題は、危機対応です。千葉県では、昨年10月に豪雨災害に見舞われました。対応が遅れたのではないかと、批判が出ました。
これまで災害の少なかった地域でも、地震や風水害が起きています。安全だと思われていた地域も、安心しておられません。また、管理職としては、地域の危機と、職場の危機にも対応しなければなりません。新型コロナウィルスは、その両方です。住民の安全と、職員・職場の安全を守らなければなりません。
前例があることなら、役所は上手に対応します。経験があり、知識も蓄積されています。対応要領があり、訓練なども行います。前例のないことにどのように対応するか。これは、難しいです。
私のいくつかの経験を元に、役に立つであろうことを話してきました。こんな時は、経験や失敗の数が多い方が、話に具体性が出るのですよね(うれしいやら、悲しいやら・・)。
連載執筆状況
連載「公共を創る」の原稿、第3章1(2)「成熟社会の生き方は」の執筆を続けています。
長くなりそうなので、3分割にすることにしました。その1を、右筆さんたちに送って、手を入れてもらいました。文章や考えの拙い点を指摘してもらい、また違った観点からの見方も助言してもらいました。いつもながら、ありがたいことです。
事実の確認や図表の作成など、その他の人たちにも協力を得ました。ありがとうございます。
編集長に提出して、ゲラの形にしてもらいました。4回分になりました。これで、8月が乗り切れます。
その2も、コツコツと執筆中です。