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連載、明るい公務員講座・中級編

明るい公務員講座・中級編、執筆。2

夕べ3日の夜に、編集長に原稿を電子メールで送りました。昨日書いたように、400字詰め原稿用紙で、45枚にもなる力作です。
すると、今日4日の昼には、ゲラになって返ってきました。きれいな印刷の形でです。私と右筆とが一月近く呻吟した原稿が、半日でゲラになって戻ってくるとは・・。トホホ・・。
昔は、原稿は200字詰めの原稿用紙にペンで書き、郵送しました。その原稿に編集長の朱がびっしり入り、それから活字を組んでもらいました。若い人には想像できないでしょうが、細かい鉛の活字(それは左右が反転している文字です)を並べていくのです。植字工さんの苦労を思うと、原稿用紙のマス目に、一文字一文字を慎重に書いたものです。
今は、執筆もワープロで、届けるのもインターネットです。印刷用の版を組むのもコンピュータで、修正も簡単にできます。かつてに比べ、はるかに効率化され、他方で一文字の重みが軽くなりました。
と、ぼやいている間に、次の締めきりが追いかけてきます。昨日出した分で、記事では3回分です。一月しか、もちません。

明るい公務員講座・中級編、執筆

「明るい公務員講座・中級編」の続き、第3章第2節2「企画と立案」を書き上げました。右筆がかなり加筆をしてくれたので、それを取り入れました。また、その過程で、次々と「これも書いておこう」「若い人たちには参考になるかな」という項目が浮かんできて。
定例事務を処理することや、部下の仕事を管理することだけでなく、事務の改善や新しい課題に取り組むことで、課長の力量が問われます。新しいことに取り組むことは面倒なことも多いですが、課長職の醍醐味でもあります。
400字詰め原稿用紙で、45枚にもなる力作です。これで、記事になる際には、3回分にはなるかな。

明るい公務員講座・中級編、3の2

読者から、お便りをいただきました。自治体の課長さんです。一部改変してあります。
・・・今週の明るい公務員講座「脱皮が必要」は耳が痛かったです。
私は課長3年目で、以前も補佐として2年在席していたので、課内では一番詳しくなりました。ついついプレーヤーとして参戦してしまいます。ヒトを相手にするよりモノを相手にする方が楽で楽しいですから。
今号を読んで”脱皮”すべく頑張ってまいります。まずは我慢することですかね・・・
早く気付いてよかったですね。私も、自分の失敗を反省して、この原稿を書いているのですから。笑いと反省。

明るい公務員講座・中級編、3

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」第3回10月24日「管理職になるには脱皮が必要」が発行されました。優秀な係長が、よい課長にならない場合があります。あなたの周りにもいませんか。鬼軍曹は、課長には向いていないのです。一人でばりばり仕事をすることと、職員を使ってよい成果を出すことは、別の能力です。課長になるには、青虫からチョウチョになるように、脱皮が必要なのです。内容は、次の通り。
管理職の二つの役割、モノを相手にすることとヒトを相手にすることと、優秀な係長がよい課長にならない理由、課長になるには脱皮が必要、名選手は必ずしも名コーチにならない。

明るい公務員講座・中級編、2

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」第2回10月17日「気持ちよく仕事ができる職場」が発行されました。第1回は「こんな上司になってはいけませんよ」という例を示しました。今回は、良い上司の要素をお教えします。内容は、次の通り。
いつもニコニコ明るい上司、部下は聞いてもらいたい、接客のプロ、風通しの良い職場をつくる、不都合なことを早く報告してもらう、失敗を申告しやすい雰囲気、部下の悩みに気付く、大部屋と個室。