カテゴリーアーカイブ:生き様

古書のうち半分は値段がつかない

2023年7月18日   岡本全勝

6月24日の読売新聞夕刊に「売れない古書 ノートに再生」が載っていました。

・・・ 長野県上田市の古書買い取り販売会社「バリューブックス」を訪ねた。棚に古書がぎっしり並ぶ。倉庫は市内に5か所。在庫は150万冊ほどあるそうだ。
売り主はインターネットで買い取りを申し込み、古書を箱に詰めて送る。届いたものを同社が査定し、代金を振り込むシステムだ。
同社副社長の中村和義さん(39)によると、1日約2万冊届くうち、半分の約1万冊は値段がつかないという。それらの多くは古紙として回収され、ざら紙や段ボール、ペーパータオルなどに再生される。
回収を待つ本のコンテナをのぞくと、ベストセラーだった書籍も交じっていた。「人気があった本は、古書の市場にもたくさん出回るので、値段がつかないことも多いのです」と中村さん・・・

私も本を買うときに、バリューブックスを時々利用しています。我が家にある古本を売ろうかとも考えているのですが。引き取った本のうち半分が売れないとは。

暑いですね

2023年7月17日   岡本全勝

東京は、暑い日が続いてます。冷たいシャワーが気持ちよく、何度も浴びています。最高気温は35度を超え、せっかくの3連休なのですが、外出する気にもなりません。
冷房は嫌いなのですが、そうもいかず。冷房の効いた部屋で、原稿書きや本読みをしています。思い出せば、私の子どもの頃は、大人も昼寝をしていましたね。

しかし、そんなことを言っていると、展覧会が終わってしまうので。17日は、ガウディとサグラダ・ファミリア展に、竹橋の近代美術館に行ってきました。開館時間を9時半に繰り上げるとのことなので、9時過ぎに行きました。私と同じことを考える人が多く、すでに列ができていました。
展示物も良いのですが、建築物の説明は映像の情報量には勝てませんね。聖堂内や外観を、近くからと遠くからじっくりと見せてくれます。現地に行っても、空からの眺望は望めません。

日本列島各地で、豪雨災害が起きています。復旧作業も、大変なことと察します。これ以上、被害が広がらないことを祈ります。

机の上の洪水

2023年7月6日   岡本全勝

先日のことです。執務机に置いてあったコップを取って、水を飲もうとしました。コップは仕事の邪魔にならないように、手前ではなく手を伸ばせば届く距離に置いてあります。これが、裏目に出ました。

冷水だったので、コップの表面に水滴がついていたこともあるのでしょう、手が滑り、コップが傾きました。「アカン」と思って、コップの傾斜を立て直そうとしたら、さらに悪いことに、積んである書類に向かって倒れてしまいました。
コップには、なみなみと水をくんであったのですが、それがほぼすべてこぼれました。そこで、ほかにも机に広げてあった書類が、水浸しになりました。

ぞうきんを持ってきて、机と書類を拭き、濡れた書類は干しました。幸いなことに、書籍には被害がなく、読もうと思っていた文書や、書きかけの文書なので、大きな問題は生じませんでした。干した紙はシワシワになって、反っくり返っていました。
横着は、してはいけませんね。

窓開け係

2023年6月27日   岡本全勝

最近、タバコの吸い殻拾い係のほかに、「電車の窓開け係」にもなりました。

新型コロナウイルス感染拡大が始まった頃は、マスクの着用とともに、換気が推奨されました。電車の窓も、5センチほど開けることが多くなりました。
ところが、最近は電車の窓が閉まっていることが多いのです。座席に座っている人の半分以上は、マスクをしています。それくらいウイルスに用心するなら、換気をした方が効果があると思うのですが。

で、私は通勤の地下鉄丸ノ内線と総武線に乗ると、近くの窓を開けるようにしています。ところが窓が固まっていて、片手では開かないときがあります。両手で根性を入れて、ようやく開きます。
周りの人は素知らぬ顔で、スマホをいじっておられます。

一太郎とワード

2023年6月26日   岡本全勝

6月11日の読売新聞「あれから」は、一太郎プログラマー浮川初子さんの「順風一転「ワード」が襲来」でした。

・・・「本当によく稼いでくれました」。徳島市のソフトウェア開発会社「ジャストシステム」の専務で、プログラマーだった浮川初子さん(72)は、しみじみ語る。
日本語の文書作成に主にワープロ専用機が使われていた当時、一太郎は、パソコンで同じことを可能にする画期的なソフトだった。
ローマ字での仮名入力、長い文章を一気に変換する「連文節変換」機能、頻出単語が上位にくる辞書——。ソフトの心臓部が「ATOK(エイトック)」と名付けた日本語入力システムのプログラムだ。ソフト本体から独立して動き、ATOKがあれば、他社のソフトでも日本語入力ができる。
発売当初の一太郎は定価5万8000円。年1万本売れれば「ヒット」だった時代に、1年足らずで3万本を突破し、10年以上もベストセラーに君臨した。
IT関連出版を手がけるインプレス編集長の藤原泰之さん(52)は「縦書き、原稿用紙にも対応したまさに日の丸ソフト。官公庁や学校でも広く使われ、国内でのパソコンの普及を強力に後押しした」と、一太郎が果たした役割を熱く語る・・・

・・・しかし、業界地図を一変させる出来事が起きた。95年の「ウィンドウズ95」の発売である。
ビル・ゲイツ氏率いる米マイクロソフトが開発したこの基本ソフト(OS)によって、パソコンは画面をクリックするだけでソフトを起動、インターネットに接続できるようになり、劇的に使い勝手が向上した。
日本でも同年11月から販売が始まり、4日間で20万本を売り上げた。
脅威だったのは、マイクロソフトが、OS人気を背景に一太郎と競合する同社のワープロソフト「ワード」の販売攻勢をかけたことだった。「日米のソフト大手の覇権争い」とメディアが書き立て、各社が「標準ソフト」をワードに急速に切り替え始めた。

マイクロソフトの手法はOSやソフトの抱き合わせ販売ではと日米で問題視され、日本では98年、一部が独占禁止法違反と指摘されたが、すでに遅かった。
ジャストシステムはこの年、赤字に転落。研究費や人員を削減し、営業に力をいれて10億円、20億円を稼いでも、「標準ソフト」の地位を奪われては焼け石に水だった・・・

あの抱き合わせ販売は、独禁法違反でしたよね。でも、日本語入力は断然、一太郎とATOKが便利です。私は一太郎です。一太郎を入れていない組織や人が多く、その人たちに送る際にはワードに転換しています。「文房具へのこだわり