三の丸尚蔵館「明治天皇 邦を知り国を治める - 近代の国見と天皇のまなざし」展が、お薦めです。明治天皇が行幸された際に撮った写真や、各地から天皇に報告された写真の展示です。明治初年の日本各地が写っています。きれいな状態の名古屋城、熊本城、首里城や、町の家並みといった風景だけでなく、八甲田山での陸軍遭難や三陸津波の被害も。天皇への被害報告の意味があったのでしょう。当時の被害を記した地図には、今回の大震災で大きな被害を受けた沿岸部の地名が並んでいます。
そのあと、皇居東御苑を散策してください。江戸城本丸跡の広々とした公園です。立派な石垣や櫓があります。松の廊下跡は、単なる広場ですが。今は、梅が盛りです。しかも、入場料無料です。
地方から来られた方や外国からの方を案内するには、もってこいです。私は、浅草や上野より、また同じ皇居前でも二重橋より、お薦めの場所と思うのですが。余り知られていません。今日も、諸外国からの観光客がたくさん来ておられました。ひょっとしたら、日本人より多いかも。
カテゴリーアーカイブ:生き様
還暦祝い
先日、職員たち(あるグループ20人)が、飲み会に誘ってくれました。イタリアンのレストラン行ったら、何と私の還暦祝いとのこと。発泡ワインで乾杯。「おめでとうございます」と言われて、複雑な気持ちです。この歳になると、歳をとるのはうれしくないですね。若い職員に聞いたら、彼ら彼女らのお父さんが50歳代です。私より若いのです。
赤いちゃんちゃんこでなく、赤いポケットチーフをいただきました。ありがとう。
スイカの売れ行き予想、2
昨日、申し込みが170万枚になったと紹介した、東京駅記念スイカ。申し込みは316万枚と、その後2日間で倍近くになったそうです。1枚2,000円です。買った人が使わずに、記念に保管したとすると、JR東の儲けは・・・。
スイカの売れ行き予想
東京駅記念スイカ(ICカード)の申し込みが約170万枚に上っていると、各紙が伝えています。昨年12月20日にこのスイカを売り出した時に、購入希望者が東京駅の窓口に殺到して、大混乱になりました。ニュースでご覧になった方も多いでしょう。そこで、売り出しを中断し、改めてホームページや郵送で受付をしていました。当初発行予定枚数は1万5千枚、予定を変更して10万枚まで増やす予定でした。1人3枚までだそうでです。ところが、応募数は170万枚になりました。受け付け開始3日間でです。当初予定の100倍です。これはすごい。消費者の予測は、できないものですね。
奈良薬師寺、高田好胤さんの思い出
日経新聞夕刊こころの玉手箱、今週は、奈良薬師寺管主の山田法胤さんです。1月28日には、山田さんの若い時の話が載っていました。当時の高田好胤管主が、薬師寺の伽藍再建のために、参拝者に般若心経の写経を勧め、納経料として千円(最近は2千円)を寄付する仕組みを始められました。累計で777万巻になるそうです。おかげで、金堂も西塔も再建されました。すごく成功した「ビジネスモデル」です。最近では、どこの寺でもやっていますよね。
その頃、山田さんは、拝観者に説法をする役割を仰せつかっておられました。じっとして聞いていない修学旅行生を、どう引きつけるか。工夫をされたとのことです。
私も、高田好胤さんの説法を聞いたことがあります。若い人は、エンターテイナーと呼ばれた、名物僧の高田好胤さんを知らないでしょうね。中学生頃でしょうか。お正月に父に連れられて、家族で薬師寺に行きました。すると、高田さんが説法をされるところに出くわしたのです。内容はもちろん覚えていませんが、最後のところだけ強烈な印象を残しました。「行こう行こう、幸せの国に行こう」「行こう行こう、幸せの国に皆で行こう」というようなセリフでした。それを、お堂の中の参観者皆に、一緒に唱えさせるのです。そして、私たちが唱えると、「声が小さい。もっと大きな声を出さないと、幸せになれませんよ」と大きな声で叱るのです。これを繰り返しているうちに、私たちの身体は温まり(正月の奈良は寒い)、自分も幸せになれると自己暗示にかかります。
「上手なものやなあ・・」と、感心したのです。山田さんの記事を読んで、あの時のことを思い出しました。