カテゴリーアーカイブ:身の回りのこと

町田康さん「本の整理、破滅への一本道」

2025年5月5日   岡本全勝

4月9日の朝日新聞文化欄に、町田康さんの「本の整理、破滅への一本道」が載っていました。私は、まだその心境に達しません。全てを紹介できないので、関心ある方は全文をお読みください。

・・・同業者に比べれば少ない方だとは思うが、職掌柄、家に本が仰山ある。
そしてその中には常な必要な本、たまに必要な本、まったく必要でない本がある。そしてそれらが分類整理されぬまま混在している。
それはあかん事や、と思う。なぜなら必要な本をすぐ取り出せないし、不必要な本は空間を圧迫して、住人(俺の事)のメンタルを削るからである。
なので本を分類整理しよう。不要な本は処分し、必要な本を、恰(あたか)も掌(たなごころ)を指すように容易に取り出せるようにしよう、とこう考えたのが、事の始まり、それ自体は穏当な考えであったと今も思うが、それから一瀉千里、気がつけば破滅への一本道を歩んでいる。
と言うと、「本の分類整理の何が破滅なのか」と疑問に思う方も多かろう。順に申しあげる。

・・・つまりどういう事かと言うと、本棚もそうなのだけれども、家中のありとあらゆるところに、様々の雑物が分類整理されぬままぎっしりつまって整理をしようにも手を付けられない状態に成り果てているという事である。
これでは出世は覚束ない。いや、出世とかそういう厚かましい問題ではなくして、物に圧迫され、精神があかん感じになり、その結果、仕事も投げやりになって経済的に追い詰められ、人間関係も破綻、荒れ果てた家で一人、猫にすら疎んぜられて、すべてを後悔しつつ滅びていく。
そんな人生、己(おら)やんだ。
心の底からそう思った私がやるべきことはただ一つ、そう、取り敢えず、明確な不要品をゴミとして捨て、家内で物が回転する余地を確保する事であった。
そこで私は、次のゴミの日に、もう買ったばかりで結局一度も着していない悪趣味で安っぽい衣服を廃棄した。
これはしかしなかなかに困難な仕事であった。なんとなればそれを捨てるということは、そのそれを買った自分の過去の過ちを認め、それに費やした費用を心の家計簿に損失として計上することに他ならないからである。

・・・しかしそうこうするうち家の中に堆積している物品の九割はそうした失敗物であることが判明するに至り、自分がアホではない、という気持ちが滅亡して、半笑いで物を捨てられるようになった。
それからはもう勢いが付いてしまい、それどころか物を捨てて空間が出来る事に異様な快楽を得るようになり、様々の、今現在、使用している物にさえ、難癖をつけて捨てるようになり、肝心の本も今では人から贈られたものを除いて殆ど処分、スペースだらけ、というか、ただのスペースと化した家の中を捨てる物を探してケタケタ笑いながら歩き回っている・・・

積ん読の開き直り

2025年5月3日   岡本全勝

長く気になっているけど放置したままの問題に、本の山があります。このホームページでも、何度か書いています。しょっちゅう反省しつつ、全く反省していません。

一度に100冊増えると問題が顕在化するのでしょうが、1冊とか2冊とか少しずつ時間をかけて増えていくので、気になりません。急性の病気と、慢性病の違いでしょう。気がつくと、書斎の床、階段、寝室に積み上がっています。最近は、横に広げると何かとぶつかるので、山が少しずつ高くなっていきます。
インターネットで見ると、積ん読に関する書物もいくつかあるようです。でも、それを買うと、また山が高くなります(笑い)。

原因は簡単です。捨てられないからです。なぜ捨てられないか。それは、「読んだ本」の多くは思い出であり、本を捨てることは思い出を捨てることなのです。そして、それ以上に多い「読んでない本」は、いつかは読むかもしれない(たぶん読むことはないでしょうが)と思っているからです。
根本原因は、読めないほど本を買うことです。

書斎の整理」「蔵書の苦しみ」「蔵書の苦しみ、2」「本を捨てる、思い出を捨てる」「希少価値と過剰と、書物の変化2」「本を増やさない2

家断熱の効果

2025年3月30日   岡本全勝

先日の3月28日は、最高気温が26度。近所の桜が、あっという間に咲きました。翌日は、早朝の気温が10度、昼は6度でした。急激な変化は、困ったものです。

天気予報を見て、朝は冬の下着に替えました。ところが、暑くて。室内の温度計を見ると、20度を超えています。
「何じゃこれは?」
アメダスを見ると、10度を下回っています。新聞を取りに出ると、やはり寒いです。

たぶん、家を断熱性能よく造ったので、昨日の熱を蓄えてくれているのでしょう。
建築中に我が家を見ましたが、壁にかなりの厚さグラスウール(石綿とは別物)を入れていました。「こんなもの入れるのか」と驚きました。あれのおかげですね。

椿が咲きました

2025年2月23日   岡本全勝

各地で大雪のようです。被害が少ないことを祈ります。ここ数日、東京は寒いです。
我が家の門の脇に植えた椿。今日、一輪咲きました。早速、小鳥が来たらしく、まだ半開きの花びらが傷んでいます。

ところが、膨らんでいるつぼみが、あと四つしか見当たりません。お向かいのお師匠さんが、心配してくださっています。「対策を考えましょう」と。
かつては、鈴なりに咲いたときもあります。もっとも私が枝を切りすぎて、全く咲かなかった年もありました。

インターネットの復旧

2025年1月19日   岡本全勝

インターネットが、完全に復旧しました。去年夏の落雷と停電でいろんな電子機器が壊れたのですが、インターネットも不調になりました。

いつものように、お世話になっている社長に来てもらいました。
まずは、ルーターがおかしいとの診断。それでルーターを製造元に送って、調べてもらいました。やはり壊れていたので、差額を出して新製品に代えてもらいました。その接続のために、社長に来てもらいました。
ところが、しばらくすると、インターネットがつながらなくなったのです。電源を入れるとつながるのですが、しばらく使っていると途切れてしまいます。で、また来てもらいました。いろいろと診断してもらいますが、安定しません。社長曰く「変ですねえ・・・」。
原因は、ルーターか、その前にあるNTTの白い箱(ホームゲートウエイ)と推測されます。ひょっとしたらルーターが不良品かもと思い、再度買い換えました。つないでもらいましたが、不安定は改善せず。いよいよ、NTTの白い箱しかありません。

NTTに修理を依頼しました。作業員が来てくれて、いろいろ調べてみて「おかしいですね」。20代の作業員は、白い箱を見て「いや~、古いのを見ました」とのこと。引っ越してきたときにつけてもらったので19年前です。
そして「取り替えてみましょう」と、新しい黒い箱に取り替えてくれました。契約しているプロバイダーのニフティの書類を出して、パスワードなども再入力。しばらく時間がかかりましたが、ようやくつながりました。
「しばらく様子を見てください」とのことです。いまのところ、問題なくつながっています。

電子機器、それもいくつか経由する仕組みは、素人にはどこが故障しているのか、よくわかりませんねえ。
なお、その間は、仕事場や出張の際に使っている携帯Wi-Fiを持ち帰り、つないでいました。それで、問題はなかったのです。でも、これですっきりしました。