カテゴリーアーカイブ:私の読んだ本

少し古本を処分

2025年8月18日   岡本全勝

思っているほど本を読めないことを改めて認識して、きっしょを立てて(「思い立って」「これを機会に」という意味で、関西の言葉だそうです)、家の本を少し整理・廃棄しました。
それぞれに思い出があるのですが、もう読むこともないでしょう。ほかに読まなければならない本が、たくさんあります。私は仕事では判断は速いと言われているのですが、本を捨てることについては、優柔不断で思い切りの悪い奴です。いつも「やるぞ」と言い、何度も「やるぞ」と決めたのですが、実行に移せず。「いつかやる」は、「いつまでもやらない」ですね。

最近触ってない棚から本を下ろし、分別しました。まだ読めそうな本は段ボール箱に詰め、知人に送って処理してもらうこととしました。合計5箱。ここが味噌です。自分では思い入れがあって処分できないので、頼んでいるのです。もし役立つ本があれば再利用され、そうでない本(ほとんど)は捨てられるでしょう。
古い学術雑誌は、捨てる前に「ひょっとしたら」と知人の研究者に、「だれもいらないわな」と聞いたら、引き取ってくれました。肝冷斎の興味のありそうな本は、送りましょう。でも、彼の本の山を高くすることになりますね。嫌がらせかな。
しかし、これだけでは本棚の前後に詰め込んである(2列になっている、さらにその上に横積みしてある)のが、1列分4棚で減っただけで、削減効果は目に見えません。

気合いを入れて、一番上の棚に詰まっている新書に手をつけました。数えてみると、1列に約60冊並んでいます。前後2列、上下2段に詰め込んであります。合計240冊。脚立に上り、下で受けてくれる孫に手渡しして、廊下に下ろして選別。いくつか残して、捨てました。ここは棚が空いて、成果が見えます。棚板は約20年間の重みで、たわんでいました。
ただし、新書と文庫は、まだ別の棚に4段あります。しかもその棚には、1列で80冊ほど並んでいます。ということは、80冊×4列×4段あります。コツコツとよく読んだものです。
新書も含めて、捨てたのは合計5箱ほど。

翌日、宅急便に集配に来てもらいました。「また、明日もありますかね」と聞かれたので、再度挑戦。クロネコのお兄さんは、わかっていますねえ。感謝です。
で、違う棚に挑戦しました。その結果、詰めて送るのが2箱でき、ほかに約3箱分捨てました。前日の作業を含め、棚が4マスほどスカスカになりました。快挙です。作業の前後を写真に撮っておけば良かったのですが、恥ずかしいのでやめました。

目標は、書斎の床に積み上げてある「山脈」と、寝室の壁沿いの「万里の長城」を崩すことなのですが。まったく、行き着きません。でも、やれば少しは進むということが証明されました。今年の夏休みの快挙です。「それほどのものかい」と笑われそうです。
悪あがきの記録「本棚への収納」「書斎の整理」「本を捨てる、思い出を捨てる

ゆっくりと本を読みたい

2025年8月15日   岡本全勝

また、定番のぼやきです(苦笑)。
多くの方が、夏休みではないでしょうか。私も、夏休み中です。
休みの前には、あれをしよう、これもしたいと考えますよね。外出、片付けなどなど、ふだんできないことに取り組もうとします。

読書も同じで、読もうとして置いてある本、特に分厚い本を読みたくなります。そして、挑戦はするのですが、後はご想像の通り。原稿の締め切りは、待ってくれませんし。
その前に、図書館で借りてきた本を、返却しなければなりません。分厚いので買わずに、借りたのですが。なかなか終わりまでたどり着かず。

何事も、願望だけでは進まず、計画を立てないと進みません。そして着手しなければ。だらだらしているだけで、時間は過ぎます。孫の相手もしなければならないし。
暑いし。ビールはおいしいし。
ハハハハ。休みとは、そんなものですよ。いつものように開き直り。

積ん読の開き直り2

2025年5月30日   岡本全勝

積ん読の開き直り」「踏みとどまる勇気」の続きです。
なぜ、読めないとわかっているのに、次々と本を買ってしまうのか。それは、好奇心が止まらないからです。他方で、学生時代はお金に余裕がなく、欲しくても買えませんでした。勤め人になって少々余裕ができ、その後、原稿料などが入るようになってさらに買えるようになりました。

もう一つは、本を捨てないからです。冷蔵庫に入れる生鮮食品なら、新しい品を買えば、古い品を捨てるしかありません。冷蔵庫を次々と買う方法もありますが、賞味期限切れの食品が溜まるばかりです。家を建てて書斎を造ったことも要因です。以前に住んでいた住宅は狭くて、本を置く場所がありませんでした。買った本は実家に送り、倉庫に保管してもらっていました。
なぜ捨てられないのか。本という物ではなく、読んだ本、買った本という思い出が捨てがたいのです。「本を捨てる、思い出を捨てる」「希少価値と過剰と、書物の変化2

別の見方も考えました。これらの本の山は、私の好奇心の軌跡です。その時々に興味を持ち、買ったものです。そう思ったら、そんなに悪いことではないですよね(開き直り)。
それはまた、私がそろえた「百科事典」とも言えます。百科事典では各項目は簡潔に書かれていますが、それらを詳しく書いた本をそろえたということです。調べたいと思ったら、本棚から出せばよいのです。もっとも、本の山では、どこにどの本があるかわからず、出てこないのですが。

そして何より、買ったときは、探していた本を買った、あるいは知らない本を見つけて買ったという「うれしさ」がありました。ほかの娯楽に比べると、安くて効果の高い満足感でした。本より、この満足感を買っていたのかもしれません。

でも、このままにしておくと、家族に苦労をかけることになります。いつかの時点で、腰を上げましょう。まだしばらく先の話かな。
もう一つの貯まった山である仕事関係の資料は、受けている聞き書き(オーラルヒストリー)のために、順次整理中です。こちらは、資料の棚卸しであり、私の人生の棚卸しでもあります。

ところで、私以上に本に埋もれている肝冷斎は、完全に開き直っています(文末に記述あり)。ここまで来れば、ある意味、すごいです。

「あの人の本棚」

2025年5月11日   岡本全勝

休みの日の昼、テレビを見ていたらNHKのEテレで「あの人の本棚」という番組をやっていました。鈴木敏夫さんの回で、マンション内の8つの部屋に、8800冊の本と1万本のDVDを持っておられるとのこと。きれいに整理されていて、尊敬しました。

放送は火曜の夜9時半からで、再放送が火曜の昼12時15分からです。私は、この時間帯にテレビを見ることはなく、すでに放送が終わっている分もあるので、を買いに行きました。8人の方の本棚(書斎)が、紹介されています。私の知らない分野の本がたくさんあります。
私の小さな書斎(+階段や寝室の壁沿い)でも、収拾がつかないのに。皆さん、すごいし、素晴らしいです。楽しませてもらいました。

踏みとどまる勇気

2025年5月7日   岡本全勝

先日、新聞の書評欄で、興味を引く本が紹介されていました。
少々値が張るので、まずは図書館の蔵書を検索しました。しかし、まだ入っていません。アマゾンで注文しようかと思いましたが、考え直しました。インターネットで内容を調べたのですが、よくわかりません。いつもなら、そこで注文するのですが、最近は経験を積んだので、踏みとどまりました。
後日、紀伊國屋書店に行って、実物を見ました。残念ながら、表題とは少し内容が異なり、私が期待しているものではありませんでした。

踏みとどまって、正解でした。「勇気」というほどのものではないのですが(笑い)。あのまま、アマゾンで注文していたら、読まない本が貯まったのです。よかった。「積ん読の開き直り
肝冷斎にも、この勇気を教えて上げなければ。「肝冷斎の場合、下部に写真あり」