朝日新聞12月6日夕刊の「月曜ワーク」は、日産自動車の伴アカネさんでした。「6年間で車の部品なでた回数、12,000回」という見出しです。部品に触った時の触感から、自動車部品の品質を支えるお仕事だそうです。
「触感」って、私たちの暮らしにとても重要な要素なのに、良くわからない、説明しにくいものですよね。私は、昔から関心を持っていました。
木のぬくもり、金属の冷たさ、ガラスのはかなさ、ということまでは、文字にでき説明できますが、実際はもっと微妙なものです。織物や毛皮の肌触り、人肌の感触は、なかなか表現できません。写真にとっても、伝えられません。紙も、柔らかなティッシュペーパー(それにも商品によって差があります)、ポスターなどのてかてかした紙、和紙、便せん用のいろんな肌触り、インクの吸い方の違う紙があります。
色や硬さは、表現しやすいのですが。肌触りは、文字通り、触ってみないと、わからないのでしょうか。匂いやうまみも、表現しにくいです。
記事では、硬いプラスチックを加工して、しっとりとした柔らかさを感じる「さわり心地」にできると、紹介されています。シボをつけるのだそうです。細かいしわしわ、デコボコといったらよいのでしょうか。
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読者からの反応
先日書いた「今日のささやかな善行」(12月2日)に、いくつも読者から反応がありました。
「最近では、一番面白かったです。」
う~ん。もっと他の記事を、参考にして欲しいのですが。確かに、「今日は××で講義をしました」というような記事では、面白くないですわね。
「私は独身なので、赤ちゃんのことはわかりませんでした。」
早く結婚して、子育てを経験してください。勉強になりますよ。部下と違って、言うことを聞いてくれませんから。
もっとも、私は自分の子どもでは、あまり子育てを手伝わなかったので、キョーコさんにしかられています。
独り者でも、子育てを手伝うことはできます。駅の階段で、ベビーカーを抱えているお母さんがいたら、運ぶのを手伝って上げてください。赤ちゃんと荷物を抱えて、お母さんは大変なのです。
「いつものように、関西弁で話しかけたのですか?」
ハイ。いつも、私の標準語を使っています。世間では、関西弁といいますが。関西弁は別としても、「変なおじさん」と、思われているのでしょうね。
今日のささやかな善行
今日、新幹線の車中でのことです。通路をはさんで反対側の座席で、赤ちゃんが、むずかっていました。私は、これから講演する内容をおさらいしつつ、いないないばーをして、相手をしていたのですが。途中で気がついて、若いお母さんに、話しかけました。
「ひょっとして、そのジャンパーが熱いのでは。子どもは体温が高いから。うちの子どもは、そうでした。個人差はありますがね」と。お母さんが、ジャンパーを脱がしたら、効果てきめんでした。
ホームページで、自慢するほどのことでは、ないのですが。
異業種勉強会
今週も、慌ただしいうちに、終わりました。いろんな案件が片付いたことを良しとしましょう。原稿は進みませんでしたが・・。
今日は、東大大学院客員教授時代の「塾頭」3人組との、久しぶりの懇談勉強会でした。初めて会った時から、もう8年も経つのですね。それぞれ立派になっておられて、うれしい限りです。
同じ「会社」の人と話しても、それはそれでうれしいのですが、刺激は少ないのです。同業他社や異業種の人、そして異なる年代の人と話すことは、勉強になりますねえ。もちろん、あまりに違う世界の人や関心が違う人とでは、会話が成り立ちません。適度な距離が、必要なのでしょう。もっとも、私の場合は、人の話を聞くことが下手で、専らしゃべってしまいます。反省。
明日から、また海外出張です。しばらくこのHPをお休みします。
鎌田先生の古典紹介
鎌田浩毅教授が、また、新しい本を出されました。『座右の古典』(2010年、東洋経済新報社)です。週刊『東洋経済』に連載しておられたものを、一冊の本にされました。50冊の古典が取り上げられています。
『論語』に始まり、『ソクラテスの弁明』『君主論』。マックス・ウェーバー、レヴィ・ストロース、シェイクスピア、カントと、幅が広いです。これだけの本を紹介するには、大変な学識と蓄積が必要です。
解説のほかに、「ポイント」「覚えておきたいこの一文」「あらすじ」「学びのポイント」がついている、読書案内でもあります。
恥ずかしながら、私が読んでいない本が、たくさん取り上げられています。先生は理科系で、私は文科系なのですが・・。しかも、読んだだけでは、紹介はできません。毎週1冊、50週続けられるとは。毎回、脱帽です。