カテゴリーアーカイブ:仕事の仕方

難しい仕事を楽しくこなす工夫

2014年12月8日   岡本全勝

今日の放課後は、「職員に感謝する会」に呼んでもらいました。岡本統括官が、職員に感謝するのです。
復興庁本庁には、職員が300人、参事官(課長級)が30人います。彼ら・彼女たちが、毎日難しい仕事をこなしてくれているので、復興庁は仕事が回っています。そして、統括官も、責務を果たすことができます。復興庁は「寄せ集め部隊」なので、通常の役所や会社にあるような、社風やインフォーマルな人間関係を、一から作る必要があります。それを、参事官たちやその下の企画官・参事官補佐たちが、作ってくれています。
今日は、I企画官の招待(指令)により、I小隊の職員に感謝する会でした。小隊の6人(あと数人は風邪かインフルエンザです)は、5つの省庁から派遣された職員たちです。ほぼ全員、出身省庁が違うのです。平時なら、こんなことはありません。愉快な仲間たちで、盛り上がりました。I小隊長が席を外した際に、「Iさんは厳しくて、困っているだろう」と誘導尋問をしましたが、即座に「楽しく仕事をしています」「何でも相談できます」との答え。よいチームです。

参議院復興特別委員会、会議録。2

2014年12月4日   岡本全勝

11月17日の参議院復興特別委員会で、平野議員が私の名前を出されたことを書きました(11月17日の記事)。参議院のホームページに、会議録が載りました。一番最後のページです。
○平野達男君
・・最後に、二分で地元の話だけ、ちょっと要望を竹下大臣にお願いしたいと思います・・三陸鉄道、三陸の北と南はこれはとっくに復旧して、今もう電車が走っています。観光客もたくさん来ています。それから、大船渡から気仙沼に関してはBRTの工事が進んでいます。ところが、宮古と釜石間は工事の着工すらできていないんです。四年目にして全く何にも着手もされていません・・
・・というのは、これはJRと岩手県の中でのにらみ合いが続いているんですね。このにらみ合いが続いている中で、積立金という問題があるんですが・・これを、ここは竹下大臣に骨を折ってというわけにいかないでしょうか。
もし大臣があれでしたら、復興庁の岡本全勝もいますから、彼にやらせてもいいと思いますけれども、いずれそういうことで、ここで復興庁がもう仲介案を作って、もうどっちか、両方を見やりながら妥協させるという努力を是非、できれば私は大臣に是非お願いしたいと思うんですが、どうでしょうか・・

パソコンの入れ替え

2014年11月30日   岡本全勝

復興庁では昨日土曜日に、職員のパソコンを入れ替えました。各自のパソコンに入っている個別の情報は、いったん外部の記憶媒体に引っ越しさせます(これは金曜日までに行いました)。そして、新しいパソコンに移し替える作業が必要です(職員は月曜日に行います)。
私の場合は、職員に手伝ってもらいました。でも、新たにパソコンを立ち上げると、いろいろと不都合なことが出てきます。画面の文字が小さかったり、印刷したらいつもと違う印刷機に出てきたり、メールを送っても署名がつかなかったり・・。一つひとつ解決する必要があります。慣れている機械が変わると、不便ですね。逆にいうと、いかに便利な機械であるかを再認識させられます。月曜日の朝は、多くの職員がぼやくのでしょうね。

坂根社長。悪い報告を先に

2014年11月29日   岡本全勝

日経新聞「私の履歴書」坂根正弘・元コマツ社長の続きです。11月27日の「コマツウェイ」から。
坂根社長が社長職を譲る際に、経営の基本路線を社員全体に行き渡らせるために、小冊子を作ります。それが「コマツウェイ」です。第1章がマネジメント編で、その中の一つに「ビジネス社会のルールを順守すること」があります。
・・法令違反や不祥事をなくそうという趣旨だが、単に言葉を掲げるだけでは何も変わらない。そこで導入した施策の一つが「報告の順番はバッドニュースが先」の原則だ。
コマツの事業責任者や子会社のトップは月1回、フラッシュレポートと呼ばれる報告書を社長に提出するが、そのレポートの一番上に「バッドニュース」を書かせることにした。コンプライアンス・環境・安全に関わる悪い報告を最初に書いた上で、品質問題や業績報告に入っていく。これを毎月繰り返していると、ルール順守の意識が自然に高まり、組織の体質や風土もいい方向に変わるだろうと期待している・・
なるほどと思います。なかなかできないことです。

坂根社長。独自性にこだわる部分と、標準的なものを採用する部分と

2014年11月28日   岡本全勝

日経新聞「私の履歴書」坂根正弘・元コマツ社長の続きです。11月23日の「業務システムを外注化」から。
・・技術には、他社と差別化するための戦略技術と、日々の業務を粛々と進めるための基盤技術がある。前者について独自性を追求するのは当然だが、後者まで自前主義、独自主義にこだわると、社内でしか通用しないガラパゴス的な世界が形成され、特にグローバルオペレーションの効率が悪くなる。コマツ独自の業務システムは、その典型だった・・
かつてコマツでは子会社があって、そこが開発したITシステムを使って、生産・経営管理をしていました。しかし、それをアメリカの合弁会社に持ち込むと、うまく行きません。人の流動性の高い社会では、ITの担当者も頻繁に入れ替わります。そんなところでコマツ専用のオーダーメイドのシステムを使っていては、効率が悪くなるのです。合弁相手の会社は、既製服とも言うべき市販の標準的なシステムを使っています。そこで坂根さんは、会計システムについて、コマツのシステムをやめて、市販のものを使うことを決断します。ここには書かれていませんが、廃止になった部門からは、大きな反対が出たと思われます。でも、それを押し切るのが決断ですよね。
・・むろんITでも、独自技術にこだわるところはこだわった。今コマツは、オーストラリアとチリの鉱山で無人ダンプトラックの運行管理システムを提供しているが、競合に先駆けて可能になったのは、モジュラーマイニングシステムズという米企業を買収し、彼らの通信インフラとソフト技術をうまく活用したからだ。
既製服とオーダーメイドをどう組み合わせるか、それが技術経営のポイントである・・
詳しくは、原文をお読みください。