カテゴリーアーカイブ:人生の達人

ビジネスマンの服装

2018年6月27日   岡本全勝

6月24日の日経新聞スタイル欄、岡藤正広・伊藤忠商事会長の「強いモンとケンカせえ」は勉強になりました。本文を読んでいただくとして、もう一つ興味深いのは、そこで紹介されている「満杯のクローゼット」です。

まあすごい着道楽です。もちろん、商売柄、ファッションに気を配ることは当然でしょうが。
・・・スーツは毎年、春夏モノと秋冬モノを各10着はつくる・・靴は革靴だけで100足以上・・・とのことです。

日経新聞のウエッブサイトを検索したら、岡藤会長の服装に関する話として、次のような記事もありました。こちらも、参考になります。
ニッポンのビジネスマン、なんで服に関心ないんやろ」(2017年5月17日)
世の中すべてがファッションや 感度を高め人生豊かに」(2017年5月24日)

その中に、次のような話も載っています。
「毎日の装いはご自分で選ばれているのですか」という問に、「それはそうやろ、誰が選ぶんや(笑)」

私も日経新聞夕刊コラム3月29日付の「帽子」で、男性の仕事服について苦言を呈しました。私の場合は、岡藤会長ほどにはセンスがないので、キョーコさんに選んでもらっていますが。

アマゾン社もパワーポイント禁止

2018年6月20日   岡本全勝

NHKウエッブニュース「失敗するなら早く! アマゾン成長の秘密」(6月20日配信)が、アマゾン社もパワーポイントを禁止していること書いています。

・・・プレゼンテーションで当たり前のように使われているこのパワーポイントをアマゾンでは一切使わないといいます。
代わりに使うのが「プレスリリース」と「6ページメモ」なのだそうです。もちろん、対外的に公表する正式なリリースではありませんが、公表するつもりになって、一読して概要を把握できる情報を書き込みます・・・

・・・「物事を簡潔に説明するパワーポイントは、都合のいいことだけを強調するので人をだますことができる。一方、プレスリリースは自分の考えをきちんと整理し、何を成し遂げたいか理解していなければ書くことができない。プレスリリースを書いたり読んだりすることは優れたアイデアを実現するために非常に有効だ」・・・

私が「庁内での案の説明に、パワーポイントを使うな」と言っているのと、理由は少し違うようですが。
原文をお読みください。

山崎外務審議官の活躍

2018年6月11日   岡本全勝

カナダで行われたG7サミット。保護主義を唱えるトランプ大統領に対し、各国首脳が自由主義貿易で対立しました。各紙が、その生々しい協議の状況を、写真で伝えています。座っているトランプ大統領に、メルケル首相や安倍総理が詰め寄って、議論しているようです。
そのトランプ大統領と安倍総理の間で、首を突っ込んでいるのが、日本の山崎和之外務審議官です。首脳たちの後ろで、支えているのでしょうね。
はからずも、こんなに大きく写真に載りました。シナリオ通りの会議なら表には出てこないのでしょうが、混乱した際に顔がでてしまうのでしょう。

山崎くんは、時々このホームページに登場します。
ペンス副大統領と協議」「中国で事件に巻き込まれた時

若手職人、労働か研鑽か

2018年6月1日   岡本全勝

日経新聞夕刊「こころの玉手箱」5月31日、河野雅明さんの「愛用の包丁」から。

・・・ところで料理といえばホテル業と当然ながら縁が深い。ロイヤルパークホテルズでも多くの調理人を抱えているが、その育成が大きな課題になっている。
彼らはひたすら上手(うま)くなりたい。色々な料理法に挑戦したいと思っている。仕事が終わってもすぐには帰らず腕を磨きたい。先輩も教える。その時間は「研鑽(けんさん)」であって「労働」ではない。しかし労働基準法ではグレーゾーンだ。
私たちは業務でもないのに簡単には残業代を払えない。若者の方でも、教えを請う立場でお金をもらってよいのかと考え悩む。
事務所の仕事も職人たちも同じルールを適用しなくてはならない。難しい問題だ・・・

私が日経新聞夕刊コラム3月1日に書いた「仕事人間の反省」も同じです。駆け出しの頃、職場に泊まり込んで仕事をしました。労働をしているという意識はなく、勉強させてもらっていると思っていました。でなければ、残業手当も十分に出ないのに、明け方まで仕事をしませんわね。
自発的にするか、強制的にさせられるかの違いでしょう。もっとも、上司が指示していなくても、「やらざるを得ない」状況に追い込んだら、それは強制です。

スポーツの目的は勝利か自分磨きか

2018年6月1日   岡本全勝

6月1日の朝日新聞オピニオン欄「アメフト問題、映すもの」高橋正紀・岐阜経済大学サッカー部総監督の「競技以外の「日常」持て」から。

・・・ドイツ留学中にサッカーの試合で勝ったとき、相手に「ありがとう。君の守備はすごかった」と感謝されました。自分を磨ける強い相手と出会えたからです。しかし日本では、勝つことが一番です。相手を「敵」と表現してしまい、負けることを、恥と考えてきました。
「勝たないと楽しくない」と言う選手は精神が弱い傾向にあります。「失敗できない」と、積極性を失ってしまう。サッカー日本代表は、過去に出場したワールドカップで、先取点を奪われた7試合の結果は1分け6敗でした。挽回(ばんかい)できず崩れるのは、予想外の展開になった際に「自分が成長できる機会だ。挑戦しよう。楽しい」と考えられないからでしょう・・・

・・・私が指導するサッカー部は、目標が四つあります。優先度の高い順に、授業の単位を取る、サッカーを4年間やり切る、アルバイトをする、高め合える恋人をつくる。日常で大切にすることがあり、スポーツは非日常の遊びの空間と認識できたら、たとえ試合に出られなくても世界は終わらない、とわかります・・・