20日に総理の施政方針演説があり、各紙が解説や評価をしていました。その中で、朝日新聞(21日)の「施政方針演説に見る施策目標達成度」の表は、わかりやすかったです。構造改革と郵政は前進、デフレと社会保障は横ばい、格差是正と日中関係は後退との評価です。ただし、このような項目立てが良いのかは、議論があるでしょう。
毎日新聞(21日)は、「今回の施政方針演説で消えた主な項目」を表にしていました。なかなか鋭い分析ですね。何を重要視しているかということとともに、何にふれたくないかという分析もあるでしょう。ちなみに、そこで取り上げられていた項目は、デフレ克服、政治倫理、学習指導要領見直し、国連安保理常任理事国入り、普天間飛行場の返還です。
このような、項目別の分析が、次への発展につながるのだと思います。全体についての評価は、立場によって異なるのでしょうし、それだけではあまり前進はないですよね。