港は人を寄せ付けない

12月14日の日経新聞夕刊文化欄文学周遊は、東京品川が舞台で、「萩原朔太郎「品川沖観艦式」低き灰色の空の下に軍艦の列は横はれり。」でした。詳しくは記事を読んでいただくとして、ここで紹介するのは港の機能の変化です。

記者は、小説の舞台で情景を追体験するために、品川埠頭に行きます。しかしそこはコンテナ埠頭になっていて、大型トレーラーが走っています。部外者立ち入り禁止の専用埠頭ばかりで、岸壁にたどり着くこともできません。
港は一部を除き、人が近寄れない場所になりました。