今年の回顧、その2は執筆や講演についてです。
まず、執筆です。連載「公共を創る」は、172回まで続きました。月に3回、12か月で36回です。1回あたりが400字詰めで15枚、6000字余りです。右筆の助けを借りて、締め切りに遅れることなく書くことができました。2019年4月から4年半以上、よく続いたものです。去年の年末にも「来年中には完結しますかね」と書いたのですが、今年も同じ台詞を書いておきます。
昨年から引き受けた時事通信の「コメントライナー」、今年は7回寄稿しました。官僚の経験を生かして、報道などとは少し違った分析、そして出来事ではなくより長い時間での社会の変化を書くようにしています。いかがでしょうか。こちらは1200字、言いたいことを短い分量に納めるため、文章をそぎ落とすことに苦労しています。
講演は、今年もたくさんのお呼びがありました。国や自治体の職員研修、東日本大震災の教訓などです。後者は、外国の方に説明する機会も多いです。今春から行政学者に官僚経験を話すことが始まり、毎月呼ばれています。
そのほかの出番も入れて合計すると、人前で話すことは40回を超えていました。新聞記者などの取材も、いくつか受けました。官僚のあり方についての質問が多いです。
このホームページも、毎日欠かさず記事を載せました。多くは事前に書いて、掲載を予約しておくのです。結構、時間を取られています。毎日ほぼ2本、年間で合計700本を超え、累計では1万本を超えました。
カウンターは400万を突破し、413万まで来ました。年初に389万でしたから、延べ24万人の方が見てくださいました。ありがとうございます。