NPOと企業の協働

東京財団のサイトに載っている、黒田かをりさんの論考「ソーシャルセクターの立場から見た企業とのエンゲージメント」が勉強になります。
NPOなどソーシャルセクターと企業との関係の、歴史的変化です。黒田さんは、この20~30年で、一方通行の関係から、双方向の関係に変化したと分析しておられます。
本文をお読みください。

私は、二者の関係が「他人型」(対決、助成、無関心)から「協働」へ変化したと理解しました。さらに、行政(政府)との関係の変化も生じています。
東日本大震災で企業やNPOとの協働を経験し、二者の活動の重要性に気づきました。従来のような、公共を担うのは行政だという考えは狭いです。そこで、このような話を、慶應大学法学部の講義「公共政策論」で、論じています。