東京目線の災害報道

2026年4月17日   岡本全勝

4月1日の朝日新聞「社会と新聞をつなぐ 新パブリックエディターに3氏」。
・・・朝日新聞社のパブリックエディター(PE)に1日、飲料メーカー・チェリオコーポレーション社長の菅(かん)大介さん(44)、京都大学大学院法学研究科教授の曽我部真裕(そがべまさひろ)さん(51)、クリエーティブディレクターの辻愛沙子(あさこ)さん(30)が就任しました。新聞への期待や注文、新PEとしての抱負を聞きました・・・

菅大介・チェリオコーポレーション社長の「前向く力、もらえる記事を」から。
・・・忘れられない報道があります。2011年の東日本大震災直後から6週間、自社の飲料計17万本を被災地に届けました。そのさなか、朝日新聞出版の週刊誌AERAの表紙に、「放射能がくる」との見出しと防護マスク姿の人のアップ写真が掲載されたのです。
衝撃を受けました。被災地で人々が寒さに耐えていた時期です。被災地に思いを寄せることなく、東京からの目線で恐怖をあおっているのではと怒りがこみ上げました。「AERAイコール朝日新聞」と受け止めていた私はそれ以来、朝日新聞から距離を置くようになりました・・・